任意保険であるバイク保険、加入者は23%のみ価格.com保険、バイク保険に関する調査結果を発表 8月19日はバイクの日

INDEX

カカクコムグループのカカクコム・インシュアランスは、運営する総合保険比較サイト「価格.com保険において、「バイク保険に関する調査」の結果を発表。

同調査では、対象期間に価格.com保険のバイク保険ページに訪れたユーザーを対象にアンケートを実施したという。

調査結果トピックス

8月19日は、交通事故撲滅を目的として、内閣府の交通安全対策本部がバイクの日と制定している。バイクに乗る以上、単独事故や相手がいる事故などさまざまなリスクが考えられる。過去には、実際にバイク事故によって高額な損害額が認められた判決も下されている。

バイクに関する保険として、大きく「バイク保険（任意保険）」と「自賠責保険（強制保険）」の2種類があり、自賠責保険では補償されない部分を手厚くカバーする保険がバイク保険。

そこで価格.com保険では、同社のバイク保険ページに訪れたユーザーを対象にバイク保険に関するアンケート調査を実施。

同社のバイク保険ページに訪れた人のうち、任意のバイク保険に加入していると答えた人は23.3%、加入していないと答えた人は76.7%となった。

バイク保険に加入していないと答えた方のうち、検討のきっかけ（複数回答可）は「自賠責保険だけでは不安に感じたため」が63.0%と最も多く、「その他」を除き「周囲からバイク保険への加入も勧められたため」が12.1％と続いたという。

バイク保険の主な補償内容は「相手のケガ・死亡に関する補償」「相手や他人の物に関する補償」「自分や搭乗者のケガ・死亡に関する補償」「自分のバイクや持ち物に関する補償」に分けられる。

そのうち、バイク保険に特に求める補償は、「相手のケガ・死亡に関する補償」が67.0％と最も多く、次いで「相手や他人の物に関する補償」が16.7％、「自分や搭乗者のケガ・死亡に関する補償」が9.3%と続いたとのことだ。

原付自転車を含むバイクは、必ず自賠責保険に加入するが、自賠責保険だけで補償が十分であるとは言えないという。

相手へ重大なケガを負わせてしまった場合や日常生活に支障をきたす後遺障害を負わせてしまった場合、そして被害者を死亡させてしまった場合、高額な損害賠償を請求されるケースがあるとのことだ。場合によっては、億単位の損害賠償責任を負う可能性もある。

今回の調査より、バイク保険の新規加入を検討している人の検討きっかけは「自賠責保険だけでは不安に感じたため」が63.0％で最多ということがわかった。また、バイク保険に特に求める補償内容は「相手のケガ・死亡に関する補償」が最も多く、67.0％に。

バイクに乗る以上、単独事故や相手がいる事故などさまざまなリスクが考えられる。自賠責保険は、バイク事故における被害者保護の観点で加入が義務付けられている保険のため、被害者、つまり「人」に対する補償のみで、他人のバイクや建物などの「物」、また自分自身のケガなどに対する補償はない。

また万が一被害者が亡くなった場合、保険金の上限は、1名につき3,000万円となっている。もし、高額な損害額になる交通事故を起こしてしまった場合、自賠責保険の賠償のみだと十分に保険金が支払われず、不足分はすべて自己負担になってしまうとのことだ。

自賠責保険では補償されない部分をカバーする保険がバイク保険。バイク保険では相手のケガ・死亡に対する手厚い補償のほか、自賠責保険の補償対象外である物品の破損なども補償されるという。

またバイク事故の場合、ライダーの身体は外部にさらされているためケガをする可能性は高く、治療費は大変な出費になってしまうこともあり、そのような事態に備えて、バイク保険に加入しておけば万が一の事故の際も安心であるとのことだ。

価格.com保険では引き続き、保険に加入している人や検討している人へ、的確な情報の提供を通じて保険を分かりやすく、身近になる取り組みを進めていくとしている。

調査概要
調査エリア　全国
調査方法　　2022年7月28日～8月2日の期間にカカクコム・インシュアランスが運営する価格.com保険のバイク保険ページに訪れたユーザーを対象にwebアンケートを実施（回答者数：215人）
調査実施機関　カカクコム・インシュアランス