航空各社は、2022年度のお盆期間の利用実績を取りまとめ発表した。
ANA
利用実績
【国内線】
● 新型コロナウイルス第7波で感染者数が過去最多となったが、行動制限がなく、予約数は増加し続けたという。その結果、旅客数は前年比1.8倍、コロナ前の7割強まで回復。
● 8月14日の旅客数は133,705人で、コロナ禍最高となったとのことだ。
【国際線】
● 日本発着の需要については水際対策の影響が続いているが、各国で入国規制が緩和・撤廃されていることから、北米・アジア間の接続需要が好調に推移。
● 7月より週2往復にて就航再開したFLYING HONU(成田=ホノルル)も好評をで、ピーク日では、ほぼ満席の利用となったとのことだ。
JAL
利用実績
【国内線】
国内線は、足下の新型コロナウイルス感染症の再拡大や台風8号の上陸があったが、総旅客数では前年比の2倍以上と大変好調に推移。また、8月14日は、1日当たりの搭乗者数が新型コロナ感染拡大以降で過去最高に。
方面別では、全方面で前年を大きく上回っているが、特に、本土=沖縄線は新型コロナ感染拡大前の2019年並みの実績となり、需要の戻りを改めて実感する結果に。日別のピークでは、下りが8月11日、上りは8月14日となっている。
【国際線】
国際線は、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準には達していないものの、水際対策の緩和などにより、総旅客数は約13万人、前年比で約4.6倍と、多くのユーザーが利用。方面別では、特に、北米線、欧州線、東南アジア線、ハワイ線の利用が多く、中でもハワイ線は前年比で約13倍となったとのことだ。日別のピークでは、日本出発が8月6日~7日、日本到着は満遍なく搭乗があったとしている。
FDA
利用実績
新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、行動制限はなく、ユーザーが個別に感染対策を講じて旅行したこともあり、昨年度と比べて大幅に利用が上向きに。
日別の利用率
ジェットスター・ジャパン
利用実績:国内線 全17路線
日別利用率ハイライト
下りピーク:2022年8月11日 – 89.3%
上りピーク:2022年8月14日 – 90.1%
STARFLIER
利用実績
国際線は新型コロナウイルス感染症の影響により、期間中運休となっている。
AIRDO
利用実績
期間中のピークは、下り便が8月11日、上り便は8月14日に。期間中の増便は、札幌=東京線で36.5往復73便運航したとのことだ。
ZIPAIR Tokyo
利用実績
提供座席数 30,160席(9,570席) 前年比315%
総旅客数 17,936人(564人) 前年比3,180%
搭乗率 59.5%(5.9%) 前年比+53.6pt
期間中、日本発のピークは8月11日、海外発のピークは8月16日となった。