トヨタ自動車は、9月グローバル生産台数が85万台程度を見込んでいることを発表した。

内訳として、国内約25万台、海外約60万台となっているとのことだ。

先月の生産計画公表では、向こう3か月間(8~10月)の生産計画の平均を月85万台程度と公表しており、9月の生産計画台数もこれに沿った内容となっているという。

9月の国内稼働停止の工場/ラインは、以下の通りとなる。

9月の稼働停止(全14工場28ライン中、1工場3ライン)

9月の国内稼働停止の工場/ライン

今回、9~11月のグローバル生産台数は、平均で月90万台程度と高い生産計画の立案としているが、部品供給の状況と仕入先の人員体制・設備能力などを慎重に確認した計画となっているという。

ただし、コロナウイルス感染拡大による影響等、先を見通すことは依然困難であり、引き続き状況を精査・注視しながら、1日でも早く1台でも多く利用者に届けることができるよう、努力していくとのことだ。

なお、通期生産見込み(約970万台)についての変更はないとしている。