Twitter、「ロケーションスポットライト」提供開始 店舗の所在地や営業時間、連絡先情報を表示で直接コンタクトを取れるように
さまざまな職種のプロフェッショナル（クリエイター、非営利団体、開発者、中小企業、大手ブランドなど、Twitterを商用目的で利用する個人または団体を指す）の人々が、日々Twitterを利用してビジネスの成果を上げている。
この1年間、Twitterではそうした人々がビジネスの存在感を高め、Twitter上で直接顧客へ製品やサービスを紹介するためのツールを提供すべく、無料で使える基本プロダクトを数多く開発してきたという。
そして、Twitterを利用するすべてのプロフェッショナルに向けて「ロケーションスポットライト」の提供を始めると発表した。
実店舗の所在地、営業時間、その他の連絡先情報を表示し、顧客が電話やテキスト、メール、またはTwitterのダイレクトメッセージで直接コンタクトを取れるようにするための機能。
また、顧客が実際に店舗へ足を運ぶことを後押しするための機能も追加。Google Maps Platformとの統合により、プロフェッショナルは店舗やオフィスの位置を示す地図を追加できるようになったという。顧客はこの地図をクリックして道順を確認することができる。
さらなるプロフェッショナル向けの便利な機能やサービスも開発中。最近提供を開始したプロフェッショナル専用のプロダクトやリソース、年内に発表を予定しているプロダクトを紹介。
〇プロフェッショナルホーム
プロフェッショナルがTwitter上で存在感やパフォーマンスを向上させるために、より多くのインサイトやリソースを入手できる、Twitter内の集中型リソースハブ「プロフェッショナルホーム」の導入を予定しているという。
今回初めて、プロフェッショナルはこのホーム上で、パフォーマンスの動向を追跡したり、商品プロモーションの状況を確認したり、追加のリソースを利用して目的の達成度を高めることができるようになるとのことだ。
同プロダクトは、近日中に世界中のすべてのプロフェッショナルによって利用できるようになり、また年間を通して追加のアップデートと改善が行われる予定であるとしている。
〇プロフィールスポットライトの拡充
多くのプロフェッショナルに対してより良いサービスを提供するべく、プロフィールスポットライトをテストした上で、年内のリリースを計画しているという。
このスポットライトを利用することで、潜在顧客がプロフェッショナルのアカウントを発見したときに、なんらかのアクションを取るよう促すことができる。スポットライトのテストの詳しい結果は逐次アップデートする予定であるとのことだ。
Twitter Proの設定画面をクリックして、通常アカウントからTwitter Proアカウントに切り替ることで、プロフェッショナル専用ツールにアクセスできるようになるという。なお、同ページにアクセスするには、Twitterアカウントにあらかじめログインしている必要がある。
また、Twitterアプリの画面左をスワイプして表示できるナビゲーションメニューからTwitter Proを選択し、プロフェッショナル専用ツールにアクセスして利用を開始することも可能であるとのことだ。
今後もプロフェッショナルがTwitterを活用してビジネスを成功させるための新しい方法を紹介していくとしている。