リクルートの中途メディア事業領域は、「働く機会を、もっと自由に。もっと速く。日本の隅々まで。」というミッションを掲げ、日本全国多くの地域において雇用機会の創出を提供することを目指し、7月29日より、新たに宮崎県延岡市との協働を開始することを発表した。

リクルートは、宮崎県内において2020年2月に宮崎県川南町と「地域活性化に向けた地域定着と雇用促進に関する協定」を締結して以降、2021年にはJA宮崎中央と取り組みを開始し、2022年6月には都城市と協働を進め、今回で宮崎県内においては4つ目となる自治体や団体との協働となる。

協働イメージ

地方圏においては、「人口減少」は深刻な課題となっており、リクルートは、地域内の魅力的な求人情報を発信することが、地域内での雇用を促進し、人口減少問題解消に寄与、ひいては地域の活性化に貢献できるのではないかと考えているという。

まだまだ地域や中小企業においては、採用業務のデジタル化が進んでいないという現状も鑑み、同社が提供するHR-techサービスおよび人材ソリューションのノウハウを活用することで、採用業務のデジタル化を進め、移住促進と地域定着、域内事業者の雇用促進により、延岡市の地域活性を実現していきたいと考えているとのことだ。

実施内容

リクルートは、0円でカンタンに求人募集ができる採用管理サービス『Airワーク 採用管理』を通じて地域企業の求人募集情報の発信力を強化。延岡市は、セミナーの開催などを通じて市内企業の採用力向上を支援するとしている。

リクルートと延岡市は、今後も双方の連携を通して地域における仕事情報をさらに充実させることで、市の活性化を目指していくとのことだ。