ANA・JAL、2022年度のお盆期間の予約状況を発表 ANAの国内線はコロナ前の7割強まで回復、JALも前年比約2倍に

ANA JAL

ANAやJALなど航空各社は2022年度のお盆期間における予約状況を発表した。

ANA

予約状況

1.国内線

2.国際線

トピックス

1.国内線
● 新型コロナウイルス感染症が再拡大している状況にあるが、予約数は引き続き増加しているという。予約数は前年比1.7倍、コロナ前の7割強まで回復しているとのことだ。

2.国際線
● 日本は水際対策の影響が続いているが、各国で入国規制が緩和・撤廃されていることから、北米・アジア間の接続需要が好調に推移し、予約率は7割を超えているとのことだ。
● 7月より週2便にて就航再開したフライングホヌ(成田=ホノルル)も好評で、ハワイ路線の予約率は9割弱の高水準となっているとのことだ。

3.同社コメント
コロナ禍2年半の経験を踏まえ、しっかり感染対策をしながら旅を楽しむユーザーが増えており、「3年ぶりにお盆を故郷で迎えられます」「子供が生れてはじめての夏の旅行なんです」という声もあるという。

同社は、各地の鉄道・バス・ホテルなどと一緒に、感染対策の徹底に努めていくとし、安心して、お盆休みの旅行・帰省を楽しんでほしいとしている。

JAL

【JALグループ予約状況】

1.国内線(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC各社合計) ※カッコ内は前年の数字

2.国際線(JAL)※カッコ内は前年の数字

※前年比は2021年8月6日~16日を対象とした2021年7月29日時点の数字と比較。

トピックス

国内線総予約数は前年比約2倍、国際線総予約数は前年比約4.5倍へ

1.国内線
● 足下の新型コロナウイルス感染症の再拡大により至近の予約数の伸びがなだらかになりつつも、総予約数では前年比で約2倍の予約となっており、好調に推移しているという。
● 方面別では、全方面で前年を大きく上回っており、特に、本土=沖縄線は感染拡大前の2019年とほぼ同水準。日別のピークでは、下りが8月11日、上りは8月14日となり、予約率の高い日が続いているとのことだ。

2.国際線
● 新型コロナウイルス感染症拡大前の水準には達していないものの、水際対策の緩和などにより、総予約数は10万人を超えるなど前年を大きく上回っているという。
● 方面別では、全方面で好調に推移しているが、特に、北米線、欧州線、東南アジア線、ハワイ線が高い予約率となり、中でもハワイ線は前年の10倍以上の予約があるという。日別のピークでは、日本出発が8月6日~7日、日本到着は満遍なく予約があるとのことだ。

なお、総予約数について、2019年との同日予約比では43.8%(2019年同日の総予約数は299,272人)となっている。

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