NPO法人Fine、「保険適用後の不妊治療に関するアンケート2022」開始 当事者の感じるメリット、デメリットの把握を目的に

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不妊・不育で悩む人をサポートするセルフサポートグループ「NPO法人 Fine(ファイン)」は、7月より、保険適用に関し当事者の感じる「メリット」「デメリット」を把握する「保険適用後の不妊治療に関するアンケート2022」を開始したと発表した。 

保険適用後の不妊治療に関するアンケート2022

不妊治療の保険適用は、2022年3月までは不妊の原因を突き止める検査等ごく一部に限られていたが、同年4月に人工授精等の「一般不妊治療」、体外受精・顕微授精等の「生殖補助医療」も保険適用(※1)に。

「生殖補助医療」については、基本的な診療は全て保険適用され、先進医療に位置付けられたものについては自費診療と保険診療との併用が認められたが、女性の年齢や回数に制限が設けられている。

一方で保険適用の拡大に伴い、国による助成制度は廃止されたが、不妊治療は患者1人ひとりの身体にあわせた治療が多く、先進医療に位置づけられていない治療を受ける場合や、年齢制限、回数制限を超えての治療は自費診療となるという。

同法人は、4月1日に不妊治療が保険適用になったことにより、不妊治療の4つの負担(経済的・身体的・時間的・精神的)がどのように軽減されたかなど、当事者の感じている「メリット」「デメリット」について把握することを目的に、調査を実施するとのことだ。

調査結果は、プレスリリースでの発表や国への要望書提出、政策提言等に幅広く活用する予定としている。

■保険適用後の不妊治療に関するアンケート2022

対象者:不妊治療・不育症治療を受けているすべての人(これから受ける人も含む)
アンケート締め切り:2022年9月30日(予定)
アンケートURL:https://questant.jp/q/HBBYBCX7(PC・スマートフォン・タブレットから回答可能)
プレゼント:抽選で50名にプレゼントあり

※1 厚生労働省「不妊治療の保険適用」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/funin-01.html

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