会員だけどジムに通わない人、月会費を無駄に払い続けた平均月数は1.8か月 ジムを再開したい人の6割は「都度払い方式」希望

個別の入会金や月会費等の固定費用を支払うことなく、様々なフィットネス施設の予約・利用が可能な「1 TICKET FITNESS(ワン・チケット・フィットネス=都度利用制度)」を展開するGYYM(ジーム)は、月会費制スポーツジムに現在通っている、または過去に通ったことがある対象者約500名に対して、利用実態に関するWEBアンケート調査を実施。

月会費制ジムにおける実質的な一回利用単価は平均3,870円であることが確認できたと発表した。

こうした利用実態において、都度利用のニーズが高まっているものと考えられ、GYYMがフィットネスを賢く楽しむ方法を提案するとしている。

■調査結果トピックス

●月会費制ジムの実質的な一回利用単価は平均3,870円、ジムの継続月数は平均22.3か月である一方、会員でありながらジムに全く通わない人の、月会費を無駄に払い続けてしまっていた平均月数は1.8か月という結果に
●月会費制ジムを退会した人の43%が「時間がなかった」等、忙しさを理由に退会していることが判明
●月会費制ジムを退会した経験のある人の41%がまた運動を「再開したい」と回答。月会費制のジムは退会したが、運動不足は解消したい考えの人が多数
●月会費制ジムを退会したが、また運動を再開したい人の60%が「都度払い方式」を希望

■提携総合ジムを一回1,500円程度から都度利用が可能な都度利用の方がお得な場合も

調査対象者である現在ジムに通っている人151人、現在はジムに通っていないが、以前通っていた人 355人に対して、通っている(または通ったことがある)月会費制ジムの入会金・登録手数料、月会費、継続月数、総利用回数を調査(※有効データについては後述)し、下記の計算式で実質的な一回利用単価の推計を実施。

〔(入会金+登録手数料)+月会費×継続月数〕÷総利用回数 = 実質的な一回利用単価

結果、実質的な一回利用単価は平均3,870円、半数が一回1,500円以上であることが確認されたという。

また、対象データにおいて、ジムの継続月数は平均22.3か月である一方、ジムに全く通わず、月会費を無駄に払い続けてしまっていた月数は平均1.8か月という結果となった。

月会費制ジムの多くは、利用回数制限がなく、いつでも利用できることから、使えば使うほどお得になるメリットがある一方、利用頻度が少なかったり、仕事等の繁忙期、生活環境の変化で一時的に利用できない期間があったりする場合、月会費の垂れ流しが生じてしまうデメリットがあるという。

GYYMにおいては、提携総合ジムを一回1,500円程度から都度利用が可能であることから、月会費制ジム利用者の約半数にとってGYYMで都度利用することが経済合理的であり、フィットネスを賢く楽しみたいユーザのニーズを満たせるサービスであることが確認できたとしている。

■月会費制ジムを退会した人の43%が「時間がなかった」等の忙しさを理由に退会していることが判明

ジムの退会理由の上位は、「時間がなかった」が43%、「飽きてしまった」が28%という結果に。継続的に通おうと月会費制ジムに入会したものの、忙しくてなかなか通えなくなってしまった、また同じジムに通い続けることに飽きてしまい、退会したという事例が多いと考えられるという。

■月会費制ジムを退会した経験のある人の41%がまた運動を「再開したい」と回答。月会費制のジムは退会したが、運動不足は解消したい考えの人が多数

ジムを退会した人における、運動再開意向としては、「再開したい」が41%という結果に。運動を再開したいと考える人に対して、その理由を調査すると、「運動不足」の回答が85%であったとのこことだ。

更に、運動を再開したいと考える人に対して、運動を再開したいが、現在、運動を再開できていない理由について調査すると、「継続的に通えず、月会費を無駄にしてしまう不安がある」「忙しく、時間がない」が42%、「新型コロナウイルスの感染不安」が41%という結果に。

過去に月会費制ジムに入会し、十分な利用頻度を維持できず、月会費を垂れ流してしまった経験をもつ人にとっては、運動を再開したくとも、また月会費を無駄にしてしまうのではないかという不安からジムに再入会できず、運動を再開できていないということが確認できるという。

また、働き方の変化や子育てをしながら共働きを行う世帯の増加に伴い、時間的制約が増している人は少なくなく、更にはウィズコロナ時代において感染症の拡大がまたいつ起こるかわからないという不安が残り続けることも、月会費制ジム再入会の妨げになっていると考えられるとのことだ。

■月会費制ジムを退会したがまた運動を再開したい人の60%が「都度払い方式」を希望

ジム再開意向があるものの、月会費を無駄にしてしまう不安から利用を再開できていない人が一定数いることから、「都度払い方式」と「月会費制」の利用形態それぞれでの再開利用意向を調査したところ、「都度払い方式」を希望する人が60%という結果に。

都度利用で運動を再開したいと考える人が6割以上いるということであり、都度利用のニーズの高まりを表す結果となったとのことだ。

新型コロナウイルスの感染拡大を契機として、月会費制ジムを退会した利用者も多いが、都度利用制度であれば、面倒な入退会手続きもなく、感染状況に合わせた通い人も可能であるという。

GYYMはフィットネスの都度利用を通じてフィットネス参加者の拡大、またフィットネス施設運営者への集客支援を進め、市場拡大に努めていくとのことだ。

■GYYMサービス

【調査概要】
目 的:月会費制スポーツジム利用者の実態調査
対 象 者:月会費制スポーツジムの利用経験者 506名(日本全国の20~60歳男女を対象)
調査期間:2022年6月10日~2022年6月11日
※実質的な一回利用単価の推計において、月会費、利用月数、利用回数の記憶が定かではない等、有効ではないデータは除外し、有効データは474件。
なお、現在ジムに通っており、過去にジムの退会経験がある人は、現在のジムの利用データおよび過去のジムの利用データを調査し、それぞれを1件のデータとして計算。

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