PayPay、「PayPayカード」の株式譲渡契約を締結 10月1日より完全子会社化へ

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PayPayは、グループ会社であるヤフーとの間で、PayPayカードの株式譲渡契約を締結し、2022年10月1日より、PayPayカードを同社の完全子会社化(持分100%)することを発表した。

株式取得の理由

経済産業省が公表した2021年の日本のキャッシュレス決済比率は約3割で、2025年までに約4割、将来的には世界最高水準の約8割を目指すと提言されている。

近年増加率が上がりつつも先進国の中では低い状況であり、国を挙げてキャッシュレス決済の推進に取り組む中、「PayPay」や「PayPayカード」の事業規模のさらなる拡大が期待されているという。

2022年2月には、「PayPayカード」と連携することで、「PayPay」で利用した金額を翌月まとめて支払えるサービス「PayPayあと払い」の提供を開始し、チャージ不要で、より便利に「PayPay」を利用することが可能となっている。

PayPayは、サービスの親和性の高いPayPayカードを同社の子会社にすることにより、意思決定のスピード向上とシナジー効果を生み出しやすい環境を醸成し、今後のキャッシュレス決済の進展はもちろん、金融サービス事業のさらなる発展を実現するという。

PayPayとPayPayカードは、利用者により使いやすく、お得な体験ができる環境を一体となって提供することで、ユーザー数の増加とメインカード化を加速し、グループ一丸となってキャッシュレス市場における一層のシェア拡大を目指していくとのことだ。

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