Googleは、2012年より提供を開始した「Google Play」の10年周年を記念し、この10年間で提供してきたマイルストーンを発表した。
今では、190か国以上の25億人を超えるユーザーがGoogle Playを通してアプリやゲーム、デジタルコンテンツを毎月楽しんでいるという。また、200万人を超える開発者がGoogle Playを利用して世界中のユーザーにアプリなどを提供しているとのことだ。
■Google Playの10年とこれから
アプリやゲームの新しい体験:
Google Play Pass や Google Play Instantなど、アプリやゲームを発見し楽しむ新しい方法を導入。また、Google Playの利用方法に応じてポイントや特典を獲得できるGoogle Play Pointsは、日本から提供を開始し、今では1億人以上のGoogle Playユーザーが登録している。
お気に入りのアプリやゲームの祭典:
Google Playの人気アプリ、ゲーム、コンテンツを称える毎年恒例のGoogle Playベストオブアワードは、現在19か国で開催されている。また、2017年からユーザー投票部門を導入し、ユーザーがお気に入りのタイトルに投票して、アプリやゲームの開発者を直接表彰できるようになったとしている。
安心して安全に楽しめる場所:
Google Playは、最新のアプリやゲームを安全に楽しむために、信頼できる場所であるよう常に注力。Google Playプロテクト(Android向けの組み込みマルウェア保護)は、デバイス、データ、アプリを安全に保つために、毎日1,000億を超えるアプリをスキャンして検証。
さらに、今年前半には、Google Playのデータセーフティセクションを追加し、アプリがユーザーデータがどのように収集、共有、保護されるかについての情報を開発者が提供することを必須とした。
開発者への支援:
テクノロジーやビジネスに関する相談から、インディーゲームフェスティバルなどの取り組みまで、開発者コミュニティの成長を支援するためにさまざまな段階での投資を実施。Android Developer Japan Blogでは、過去10年間の開発者コミュニティとの歩みを振り返るブログを公開している。
保護者へのリソース:
Google Playの「子供」タブでは、教師を含む専門家と連携し選んだ学習や学び用のアプリを簡単に検索して楽しむことができ、一部のAndroidタブレットに搭載されているGoogleキッズスペースは、年齢や興味に適したアプリ、書籍、動画を提供。
また、ファミリーリンクは、利用時間や使用アプリの管理など、保護者が子どものオンライン体験を管理するために必要なツールを提供するとしている。
地域経済への貢献:
世界中の人々により良いアプリやゲームを提供し、新しい雇用を創出し、地域経済を支援してきたという。Google PlayとAndroidは、米国だけでも200万を超える雇用を創出しているとのことだ。
■新しいロゴ
Googleは、Google Playの次の10年に向け、同社の思いをより強く反映させた新しいロゴとアイデンティティを導入するという。検索、アシスタント、フォト、Gmailなどで、おなじみのGoogle製品のカラーパレットとブランディングを採用したとのことだ。
また、Google Playの10周年を記念し、2022年7月26日・27日の2日間、すべての購入でGoogle Play Pointsの獲得率が最大10倍になるキャンペーンを実施しているという。
Google Playは、日本のユーザーが新しいコンテンツに出会い、日々の生活が楽しく豊かになるよう、これからも開発に取り組んでいくとのことだ。