セブンイレブン、加盟店と本部で取り組む省エネ対策で電気使用量の削減を推進 電力需給ひっ迫の継続が想定される

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セブン‐イレブン・ジャパンは、加盟店と本部で取り組む省エネ対策を強化している。

例年、セブン‐イレブンの店舗運営に伴う電気使用量は、冷暖房機器使用の頻度が高まる夏季と冬季に増加する傾向にあるとのことだ。

また、本年は電力需給ひっ迫の継続が想定されており、店舗における「省エネ」の取り組みがますます重要になっているという。

そこでセブン‐イレブンでは、従来から加盟店が実施している取り組みに加え、本部としても、各店舗の省エネ対策を推進する「省エネリーダー」選任の推奨や、店舗設備の省エネ効果を高めるポイントが確認出来る従業員向け啓発動画の配信、店舗経営相談員(OFC)による「省エネアプリ」を活用したカウンセリング等、加盟店と本部が一体となった省エネ対策の推進を目指していくとしている。

加盟店の取り組み

<従来からのとりくみ>

【省エネ対策 重点6項目】
バックルームにポスターを掲出し、省エネ意識を店全体で共有。項目を確認しながら日々主体的に店舗で対応。

<22年度の取り組み>

【省エネリーダー】選任
従業員のなかから、店舗の省エネに関する目標や取り組みを設定し推進する「省エネリーダー」を選任し、お店全体で省エネに対する意識を高める。

【従業員向け啓発動画】活用
本部から配信される、店舗でできる省エネの取り組みをわかりやすくまとめた数分程度の動画を確認

【夏の重点項目ポスター】掲示
7月8月に取り組む重点項目をまとめ、ポスターで掲示

【省エネインナーキャンペーンも実施】
より意識的に省エネに取り組めるよう、参加希望の加盟店を対象とした「省エネインナーキャンペーン」を、7月~8月の期間で実施。同キャンペーンは昨年夏より導入しており、電気使用量の伸び率を抑えられた店舗を表彰。今冬も実施予定であるとのことだ。

本部の取り組み

【継続した省エネに取り組むためのカウンセリング強化】
店舗経営相談員(OFC)は、加盟店との日頃のコミュニケーションのなかで、店舗の省エネにつながるカウンセリングを強化。現状分析→取り組み→検証を繰り返すことで、継続した省エネに向けて、店舗と取り組んでいる。

1)電気使用量分析ツールで「設備ごとの電気使用量/昨年比」「類似店(※店舗の立地や客数、営業年数等から選定)との使用量の比較」を確認
2)「省エネアプリ」で、省エネにつながる設備ごとの対応策を確認し実行
3)検証ツールを活用し、省エネ行為の効果について確認、検証

【省エネ設備の導入】
省エネ効果のある設備の導入や、電気の「見える化」ができるスマートセンサーを設置し、日々の省エネにつなげている。

●店内照明のLED化と配灯見直し
●「スライドクリーンフィルター」搭載
●チルドケースエアカーテンの性能向上
※省エネ設備は店舗により導入状況が異なる。

全国を対象に要請された節電への対応

7月1日より節電の協力が全国に要請されたことを受け、全国の店舗において、従来からの省エネの取り組みに加え、日中は一部の店内照明を消灯する等、更なる節電に取り組んでいるという。
※店舗の状況により取り組み内容は異なる。

【店舗での対応事項】

<1日を通して>
◆設備ごとの消費電力の確認
◆使用しない照明やトイレの便座ウォーマーの電源OFF
◆日中は、可能な範囲での店内照明の消灯

●店内照明を落とした売場

<特に電力がひっ迫する時間帯>
◆揚げ物調理時間の見直し、設備未使用時の「セーブモード」(待機状態)設定または電源OFF、調理時間以外の排気フード(換気扇)の電源OFF
◆冷たいドリンクの補充に関わるドアの開閉回数をなるべく避け、前後の時間帯での実施
◆店頭看板のライトダウン(安全面等に配慮し、可能な店舗のみ)  等

●揚げ物調理機未使用時の「セーブモード」の設定
●店頭看板のライトダウンの様子

節電対応に際し店頭にて利用客へ提示

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