GEM Partnersは、7月22日、複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年7月第2週の「配信サービス視聴者数ランキング」を発表した。

動画配信サービスの視聴者数ランキング

同ランキングは19の定額制動画配信サービスで、過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す「視聴者数pt」を横断して集計。

なお、対象となる動画配信サービスは、ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービスとしている。

調査の結果は以下の通り。

■『SPY×FAMILY』12週連続の首位獲得も、視聴者数ptは引き続き下落

『SPY×FAMILY』が12週連続で首位を獲得。原作はWebマンガ誌「少年ジャンプ+」で連載中の同名漫画で、6月に第1クールの最終回が配信されている。視聴者数ptは前週202ptから今週136ptと大きく下落し、2022年4月第4週以来、10週間ぶりに200ptを下回ったとのことだ。

■Amazon『バチェロレッテ・ジャパン』2位へランクアップ、関連作も上昇

2位は前週3位からランクを高めたAmazonプライム・ビデオの『バチェロレッテ・ジャパン』となった。

独身女性が多数の候補者から未来の結婚相手を選び抜く婚活リアリティ番組で、7月にシーズン2の配信がスタート。視聴者数ptは前週48ptから今週67ptに上昇。7月28日の最終話配信に向け、今後更なる高まりが予見されるとのことだ。

■調査概要
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】
視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント。

<参考>
GEM Partners『配信サービス視聴者数ランキング(調査対象期間:7月9日~7月15日、調査対象:日本在住15~69歳男女)