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日産自動車は、19日、「キックス」をマイナーチェンジし、同日より全国一斉に発売すると発表した。
「キックス」は、「e-POWER」ならではの力強い加速や高い静粛性、アクティブで先進的なエクステリア、運転のしやすいコンパクトなボディでありながら広い室内空間などが、ユーザーから好評を得ているという。
今回のマイナーチェンジでは、新たに力強さ・なめらかさ・静かさを進化させた第2世代e-POWERを搭載するとともに、モーターならではの高速、高精度な駆動力制御により意のままの走りを実現する4WDモデルを追加。
さらに、深みのある落ち着いたブラウンの内装などが特徴である「スタイルエディション」を新グレードとして設定したとのことだ。
商品の主な特長は下記のとおり。
パワフルな加速と静粛性を実現した第2世代e-POWER
モーター出力を約5%、最大トルクを約7%向上させた第2世代e-POWERを搭載し、よりパワフルな走りを実現。また、低速走行時のエンジン始動頻度を低減させたことにより、より静粛性が向上したという。
さらに、アクセル操作だけで加減速をコントロールできるe-Pedal Stepの操作性もなめらかに進化し、運転操作をより一層快適に感じられる仕様としているとのことだ。
SPORTやECOモードを選択時にもBレンジへ切り替えが可能となり、下り坂など強い減速が必要な場面でも、より安心して運転できるようになったという。加えて、WLTCモードで23.0km/Lと、約6.4%の燃費向上も実現しているとのことだ。
あらゆるシーンで運転が楽しめるe-POWER 4WD
今回、2WDに加え、4輪の駆動力を電気の力で緻密に制御する電動4輪駆動システム「e-POWER 4WD」モデルを用意。
悪路や雪道の走破性に力を発揮するとともに、ワインディングロードでは思いのままのコーナリングを可能とし、市街地での乗り心地も向上させるという。
充実の安全装備
「インテリジェント アラウンドビューモニター」や「インテリジェント ルームミラー」などの先進技術装備を上位グレードに標準装備。また、コンパクトSUV初となる、「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を全グレード標準装備。
車両前方に搭載したミリ波レーダーが、2台前を走る車両の車間や相対速度を検知し、危険と判断した場合には、表示とアラームで注意を促し、衝突などの危険な場面の回避をサポートするとのことだ。
アクティブなデザインはそのままに内装デザインや質感を向上
センターコンソールとシフトレバーのデザインを一新し、先進的で質の高い内装を実現。また、ツートーンインテリアエディションには、現行のオレンジタンに加え、新たにベージュを追加したとしている。
今回設定した新グレードの「スタイルエディション」は、リアコンビランプ一体型フィニッシャーや、ダーククローム調のグリルフィニッシャーを取り入れ、内装には落ち着きのある深いブラウンを基調とした装いを施すなど、内外装ともにシックな装いとなっているとのことだ。
「キックス」全国希望小売価格(消費税込み)