セブン‐イレブン、CO2排出量削減に向けエネルギーマネジメントシステムの構築・社会実装に参画 電動車を大規模導入

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セブン‐イレブン・ジャパンは、Commercial Japan Partnership Technologies(以下、CJPT)とともに、CO2排出量削減を目指し、環境にやさしい車両の拡大に向けたエネルギーマネジメントシステムの構築・社会実装に参画することを発表した。

セブン&アイグループの環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」におけるテーマの1つである“CO2排出量削減”を進めていく上で、「EVトラック」や「FC小型トラック」などの電気や水素で走る電動車の活用は不可欠だという。

一方、このような車両を導入するには、コスト、充電・水素充填時間の長さ、充電タイミングが偏ることによる事業所電力ピークの増大など、さまざまな課題があるとしている。

このような課題を改善することを目的に、CJPTとともに福島県・東京都における社会実装に参画し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の中で、CO2排出量削減につながる取り組みを進めるとしている。

セブン‐イレブン・ジャパンは、今後もさまざまな取り組みを通じ、豊かで持続可能な社会の実現を推進していくとのことだ。

<概要>

他30社以上の企業とともに、パートナーとして参画。

実施期間:2023年1月~2029年度末(予定)
実施場所:福島県、東京都
実施内容:
(1)大規模な電動車の導入(約580台)
(2)運行管理と一体となったエネルギーマネジメントシステム構築
●充電・水素充填タイミングと配送計画の最適化により、効率的な運行を実現させるシステム
●事業所内外含めた全体での需要調整、カートリッジ電池活用による電力需要の平準化

現在、セブン‐イレブン店舗へ商品を配送するトラックは約6,200台走行しており、その7割以上がクリーンディーゼル車やハイブリッド車、天然ガス車、EV車などの環境にやさしい車両だという。

セブン‐イレブンは、今回参画するプロジェクトにおいて、環境にやさしい車両の導入をさらに促進し、さまざまな取り組みを進めながらCO2排出量の削減に努めていくとのことだ。

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