2022年夏、旅行しやすい国は東南アジアに令和トラベルが「リベンジ海外旅行攻略ランキング」を調査

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令和トラベルの調査研究機関令和トラベル研究所は、「リベンジ海外旅行攻略ランキング」を発表した。

各国入国規制の緩和が進み、夏休みの海外旅行も少しずつ回復傾向がみられる一方で、円安や燃油高、さらにインフレと、久しぶりの海外旅行を検討する日本人にとって、強い逆風になっている。

令和トラベル研究所は、そんな状況下でずっと我慢していた海外旅行になんとかリベンジすることはできないか、「リベンジ海外旅行攻略ランキング」を徹底調査。その結果、「今、行きやすい国」が見えてきたとのことだ。

「リベンジ海外旅行攻略ランキング」1位はタイ。人気の渡航先には、大都会でありながら寺院巡りなども楽しめるバンコクや遺跡の街アユタヤ、そして美しいビーチリゾート地であるプーケットなどがある。

タイはこれまで入国に際する事前申請やコロナ治療費等を含む医療保険への加入を求めていたが、7月1日からこれらを廃止。有効なワクチン接種証明書があれば、入国時のPCR検査は不要。

日本と比べて物価も低く、さらに円安影響も限定的で、おトクに現地滞在を楽しむことができるとている。なお、まだ観光客の戻りは少ないが、マスクの着用義務が撤廃されているため、マスクを気にせず観光を楽しむことができるとのことだ

2位には同じく東南アジアからマレーシアがランクイン。都会の観光を楽しめるプーケットや、ペナン島、ランカウイ諸島等の美しい島々が人気だとしている。

タイ同様、有効なワクチン接種証明書があれば入国時のPCR検査は不要。やや円安影響を受けているが、もともとの物価水準はタイよりさらに低く、物価上昇率も調査対象国の中で最低水準のため、現地滞在を抑えられる点が魅力としている。

3位も東南アジアから、シンガポールがランクイン。大都会のシンガポール本島、そして本島から日帰りで行くこともでき、レジャー施設豊富なセントーサ島滞在も人気だという。

渡航には最低2回のワクチン接種が必要だが、ワクチン接種証明書があれば入国時PCR検査は不要。ここ数年での物価上昇率は低く抑えられているが、円安影響はやや大きく、もともと日本とそれほど物価水準が変わらないこともあり、費用感は上位2ヶ国にやや見劣りするかもしれないとのことだ。

一方で、4月に観光入国が認められるようになって以降海外からの訪問客数の回復が進んでおり、2019年比での回復水準は東南アジアの中では比較的高くなっているという。

4位はハワイ。早くから入国規制の緩和を進めており、現在は2回以上のワクチン接種が必要にはなるが、入国時のPCR検査は不要。マスク規制もなく、マスクフリーの滞在を楽しむことができるという。

同率4位は韓国となった。ショッピングやグルメを楽しむソウル、ビーチリゾートでありながら山も近い釜山、「東洋のハワイ」とも言われるチェジュ島などが人気の渡航先だという。

韓国は上記4か国と異なり、観光入国でも事前のビザ取得が必要。また、ワクチン接種の有無を問わず入国時PCRも必要になり、この観点では渡航のハードルはやや高いとしている。

一方で、日本からの距離の近さから燃油高影響は最も小さく、円安影響も小さいため、費用面ではコロナ前と近い水準で渡航・滞在することが可能とのことだ。

【ランキングの算出方法】

①調査対象国・エリア
今回は、日本人渡航者数上位20の国・エリアをピックアップした上で、観光入国がまだ認められていない中国と台湾、またウクライナ情勢の影響を受けているヨーロッパ諸国は対象から除外。結果、12の国・エリアを評価対象としている。

②6つの指標

【調査概要】
調査時期：2022年7月（コロナ禍前のデータは2019年度データを使用）
調査機関：令和トラベル研究所
調査対象：①調査対象国・エリア参照
調査方法詳細：公式note【調査】リベンジ海外旅行攻略ランキングに記載

2022年夏、旅行しやすい国は東南アジアに　令和トラベルが「リベンジ海外旅行攻略ランキング」を調査