マイボイスコムは、11回目となる『ドリンク剤の利用』に関するインターネット調査を2022年6月1日~5日に実施。調査結果を発表した。

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■慢性的に疲労を感じている人は6割弱。ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用者は4割弱。週1回以上飲む人は1割強、ドリンク剤飲用者の3割弱
■ドリンク剤・滋養強壮剤選定時の重視点は、「効能・効果」「価格」が飲用者の各5割弱、「味」「飲みやすい」が各4割弱、「成分、添加物」が約26%。『リポビタン』主飲用者では「味」が1位

慢性的な疲労度

慢性的に疲労を感じている人は、「感じている」「やや感じている」を合わせて6割弱。2016年調査以降、微増傾向であるという。女性10~40代では7割前後、男性30~50代では6割前後みられる。

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用頻度

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用者は4割弱。慢性的に疲労を感じている人では4~5割となっている。週1回以上飲む人は1割強、ドリンク剤飲用者の3割弱であるとのことだ。

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用銘柄

ドリンク剤・滋養強壮剤で飲んでいる銘柄は(複数回答)、「リポビタン」が15.7%、「アリナミン」「チオビタ」が8~9%。女性では「チョコラBB」「チオビタ」が2~3位、女性10・20代では「チョコラBB」が1位となっている。

ドリンク剤・滋養強壮剤選定時の重視点

ドリンク剤・滋養強壮剤選定時の重視点は(複数回答)、「効能・効果」「価格」が飲用者の各5割弱、「味」「飲みやすい」が各4割弱、「成分、添加物」が26.3%。

『リポビタン』主飲用者では「味」が1位となった。『エスカップ』『チオビタ』主利用者では「価格」「味」が上位2位で、「効能・効果」は低くなっているという。

一方、『ヘパリーゼ』『ユンケル』主利用者では「味」「飲みやすさ」「価格」が低く、「効能・効果」が高くなっているとのことだ。

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用シーン

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用シーンは(複数回答)、「疲れがたまっているとき」が飲用者の69.7%、「風邪気味・発熱など体調が悪いとき」「栄養補給をしたいとき」「気合を入れたいとき」が各20%台となった。

『キューピーコーワ』主飲用者では「疲れがたまっているとき」「肩こり・目の疲れを解消/緩和したいとき」、『チョコラBB』主飲用者では「肌あれ・ニキビなどを改善したいとき」、『ヘパリーゼ』主飲用者では「二日酔い・悪酔いの予防や解消をしたいとき」、『ユンケル』主飲用者では「風邪気味・発熱など体調が悪いとき」が他の層より高くなっているとのことだ。

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用意向

ドリンク剤・滋養強壮剤の飲用意向は、「飲みたい」「まあ飲みたい」を合わせて3割強。男性30・40代でやや高くなっている。月1回以上の飲用者では8~9割であるが、非飲用者では約6%であるとしている。

回答者のコメント ドリンク剤・滋養強壮剤の不満点(全5,557件)

  • 体(健康)にいい物が入っているのかがわからない。(男性20歳)
  • 常飲による副作用表示はあったほうが良いと思った。(男性32歳)
  • 気分的な効果は感じられるが、実際の身体への効果はあまり感じられない。(男性48歳)
  • すごく甘く出来ていることと、それほどの効果は感じないです。(男性74歳)
  • 一時的には楽になる気がするが、あとからどっと疲れる。(女性34歳)
  • どれもサブ的なものだから、効果を感じるというか、気休め程度にしか感じない。(女性40歳)
  • より即効性があればいいなあと。値段的に効能はあまり変わらないような気がする。(女性49歳)
  • 味があまり美味しくはない。利尿作用が早く、効いているか不安になることも。(女性52歳)

<調査概要>
【調査方法】インターネット調査 【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査時期】2022年6月1日~6月5日 【回答者数】10,233名
【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=28702