海から生まれた命を最期にまた海に還す「海洋散骨」 海の日限定企画、乗船無料キャンペーンを実施 船上から模擬散骨を体験ツアーに先着18名招待

海洋散骨「ブルーオーシャンセレモニー」を主軸の事業とするハウスボートクラブは、自社のサービス「海洋散骨体験クルーズ」を2022年7月18日(海の日)に予約した先着18名に限り無料で提供するキャンペーンを実施すると発表した。

■生命の起源は海。海から生まれ、海に還す循環を体現する海洋散骨

同社は2007年の創業以来、葬送を通じて「海」との関わり合いを続けてきた。日本は海に囲まれた島国であるにもかかわらず、海洋散骨の普及率は低く、行政等でも正確な実施数のデータは集約されていないという。

安全で節度ある海洋散骨の普及に努める一般社団法人日本海洋散骨協会は、2021年の全国協会加入企業散骨施行件数を1,709件と発表しており、2018年の1,049件から+63%も増加しているものの、一般墓や樹木葬といった他の遺骨供養方法と比較すればその割合はごくわずかであるとのことだ。

生命の起源は海からはじまっている。海から生まれた命を最期にまた海に還すという循環を体現する海洋散骨は、環境負荷の面でもSDGsの掲げる「持続可能性」に適しており、未来を考える上でも今後より発展・普及させていくべき葬送方法であるという。

同社では海洋散骨を検討する本人、家族に向けて、実際と同じように海洋散骨を模擬体験できる「海洋散骨体験クルーズ」を実施し、海洋散骨の魅力に触れる機会を提供している。

今年7月18日は海の恩恵に感謝する「海の日」にちなみ、海の日当日に海洋散骨体験クルーズを予約した人先着18名に限り、通常一人5,500円(税込)の乗船料を無料で提供するとのことだ。

■船上で実際のセレモニーを体感できる「海洋散骨体験クルーズ」

海洋散骨体験クルーズは、同社が実施する東京湾(羽田空港沖)海洋散骨に合わせ、実際とほぼ同じ航路・内容で運行。

朝潮小型船乗り場にて実際と同じ船に乗り込み、東京湾の景観を楽しみながら散骨実施海域へ移動。散骨ポイントに到着後、遺骨に見立てた塩と花びらを海に撒き、散骨コーディネーターの案内に沿って黙祷・セレモニーを実施するという。

船内では散骨コーディネーターによる解説やQ&Aの時間も設けており、約2時間の工程を通して海洋散骨の概要を体験できるサービスであるとのことだ。

<海洋散骨体験クルーズ 実施スケジュールの例>
12:00 出航
船長による出航挨拶と安全上の諸注意の説明
レインボーブリッジやお台場を通過し、羽田空港沖合へ移動(約40分程度)
12:45 散骨ポイント到着
模擬海洋散骨式の開始
塩を故人の遺骨に見立てて海へ撒き、上から花びらを手向けて偲ぶ時間を体験
13:00 海上セレモニー実施
鐘の音に合わせて黙祷、散骨ポイントの周りを船で旋回
13:30 質疑応答
船内モニターを使用して散骨プランやQ&Aの解説
14:00 帰港

<出航日時>
2022年8月17日 12:00
2022年9月5日 12:00
2022年10月4日 12:00
2022年11月7日 12:00

<予約方法>

上記より希望日時を選択。乗船無料キャンペーンは先着18名限定のため、1組につき2名までの申込みとするという。なお、各日程、定員に達し次第募集を締め切りとなる。
※荒天の場合は出航延期となる場合があるとしている。

モバイルバージョンを終了