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TOYOTAは、新型「クラウン」を世界初公開し、その第1弾としてクラウン(クロスオーバー)を本年秋頃に発売(※1)すると発表した。
今回、開発チームは、新しいクラウンの開発にあたり、「クラウンとは何か」を徹底的に見つめ直し、「これからの時代のクラウンらしさ」を追求した結果、4つの全く新しいクラウンを作り出したという。
セダンとSUVを融合させた新しいスタイルの「クロスオーバー」に加え、エモーショナルな雰囲気を持ち、運転しやすいパッケージとともにスポーティな走りを楽しむことができる「スポーツ」、新たなフォーマル表現とともにショーファーニーズにも応える「セダン」、大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV「エステート」をラインアップ。
同社は今後、グローバルに約40の国・地域に順次展開していくとしている。
新型クラウン(クロスオーバー)の詳細は以下の通り。
車両詳細
1.これからのクラウンをゼロから考え作り上げた、飾り立てない上質なデザイン
外装デザイン:
スタイリッシュなクーペライクシルエットと、力強さを感じさせるリフトアップスタイルを組み合わせ、流麗さとダイナミックさを両立させた、新時代のフラッグシップの姿を表現したという。
左右に一直線につながるヘッドランプ・テールランプや、キャラクターラインに頼らず面の抑揚で質感を表現したサイドビューなど、シンプルでありながら鋭さと雄大さを兼ね備えたデザインに。
また、従来のセダンの常識を打ち破る大径タイヤを採用。ボディ構造の工夫により、ボディ側面近くまで外側に張り出した足回りと、ボディとタイヤの隙間のバランスも徹底的に吟味したことで、セダンでもSUVでもない、踏ん張り感のある力強いスタイルに。
内装デザイン:
ディスプレイや操作スイッチを水平方向に集約したことでどの席からも直感的に操作ができる機能レイアウトと、インストルメントパネルからドアにかけてひと続きで包み込まれるような造形により、ドライバーは運転に集中でき、一緒に乗る人は心地よく移動を楽しむことができる「全席特等席」を実現したという。
過度に飾り立てず温味を感じられる金属加飾「WARM STEEL」や、思わず触れたくなる造形と心地よい握り心地を両立したシフトノブ、一目でわかる仕立ての良さと着座時の安心感にこだわったシートなど、内装部品の1つ1つにもこだわり、上質で豊かさを感じられる空間を演出したとのことだ。
カラーデザイン:
ボディカラーは、新開発の「プレシャスブロンズ」や「プレシャスレイ」をはじめ、特徴的なバイトーンカラーのコーディネートで新しいクラウンの変革を表現したという。合計12通りのボディカラーと4種類の内装色の組み合わせで、幅広いバリエーションを用意している。
2.TOYOTAのフラッグシップにふさわしい、ゆとりと品格を感じられる走りと快適な乗り心地
2.4Lデュアルブーストハイブリッドシステム:
低回転から力強いトルクを生み出す直列4気筒ターボエンジンと、高い駆動力を発揮する最新の電動パワートレーン「eAxle」、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせたハイブリッドシステムを同社として初採用。ドライバーのアクセル操作にリニアに反応し、ダイレクトかつトルクフルで気持ちのいいドライビングフィールを体感することができるという。
2.5Lシリーズパラレルハイブリッドシステム:
クラウン(クロスオーバー)に最適化した高効率ハイブリッドシステムに、新開発バイポーラ型ニッケル水素電池を搭載。クラストップレベルの低燃費と高い静粛性を実現し、クラウンならではの上質で滑らかな走りをさらに進化させたという。
新開発プラットフォーム:
大径タイヤの採用により得られた従来のセダンより高いヒップポイントを活かし、乗り降りがしやすく、視界の良い着座位置を実現。頭の上や前後の空間もより広く確保し、どの席に座っても特等席と感じることができるような、居心地のいい室内空間を目指したとのことだ。
また、乗り降りや運転のしやすさを優先したパッケージでありながら、TNGAプラットフォームによる軽量かつバランスの取れた高剛性ボディと、足回りでは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤには新開発マルチリンク式のサスペンションにより、クラウンらしいどっしりとした直進安定性と、しなやかな動き、目線のぶれないフラット感と振動の少ない質感の高い乗り心地を追求し、ずっと乗っていたくなる快適性を実現したという。
3.最先端の先進安全・運転支援システムで、安心・便利なカーライフを
トヨタセーフティセンス:
先進機能を付与し、機能向上した最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス(※2)」を全車標準装備。対応する事故形態を一層拡大し、より安心なドライブを楽しむことができる。
トヨタチームメイト:
高度運転支援技術「トヨタ チームメイト」を搭載。渋滞時の安全運転を支援する「アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)(※3)」や様々な駐車シーンでスムースな入庫・出庫を自動で行いリモート操作も可能な「アドバンストパーク(リモート機能付)(※3)」など、安心・便利な先進機能を装備。
また、新型クラウン(クロスオーバー)は、本年秋頃より、クルマのサブスクリプションサービス「KINTO」(※4)でも取り扱いを開始予定。
KINTOの場合、自動車保険や定期メンテナンスなど、クルマにかかる諸経費を月々の支払いに含めており、販売店に加え、WEBでの申込みも可能で、個人・法人ともに、手軽に乗ることができるという。
さらに、支払い方法として、「解約金フリープラン」を選ぶと、所定の申込金を支払うことで、中途解約にかかる解約金をゼロにするとともに、当初設定の3年の契約期間の満了後も、乗っているクルマを引き続き利用できるとしている。
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”でこのプランを選択の場合、月額は89,100円(税込み)(※5)から利用可能とのことだ。
詳細は以下から見ることができる。
https://kinto-jp.com/lp/crown/
■販売概要
月販基準台数 3,200台/月
■生産工場
トヨタ自動車 元町工場、堤工場
■メーカー希望小売価格
(北海道、沖縄のみ価格が異なる。消費税込み、単位:円)
なお、価格にリサイクル料金は含まれないとのこと。
※1 CROSSOVER RS“Advanced”、CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”、CROSSOVER G“Advanced”を除くグレードについては、2023年1月以降に生産予定としている。
※2 新型クラウン(クロスオーバー)に搭載のトヨタセーフティセンスについて、詳細 https://toyota.jp/crown/ft/safety/#safetyFeature02
※3 「トヨタ チームメイト アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)」および「アドバンスト パーク(リモート機能付)」について、詳細 https://toyota.jp/crown/ft/safety/#safetyFeature01
※4 自動車保険、定期メンテナンス、自動車税、故障修理、登録諸費用・税金、車検費用(5年/7年プランの場合)などの諸経費をパッケージ化した月額定額サービス。
※5 エントリーパッケージ、追加オプション無しの場合。別途、契約にあたり、500,170円(税込み)の申込金の支払いが必要で、3年間の総支払い額は3,707,770円(税込み)になるとしている。