エイチ・アイ・エス(以下、HIS)は、EY Japan、経済産業省、三井不動産、丸井グループ、MAKOTOキャピタル、博報堂、一般社団法人交通都市型まちづくり研究所と、持続可能な社会の実現を目指し、地域・社会的課題の解決に取り組む地方起業家の育成、その事業の拡大、および地方創生に資することを目的としたアクセラレータープログラムを、2022年7月から共同開催すると発表した。
今回、プログラムの対象となる東北地方は、東日本大震災から11年が経過し、人口減少や産業構造の変化が進んでいる一方、潜在力を持つスタートアップ企業が数多く存在するという。
同プログラムは経済産業省のJ-Startup(※)企業をはじめ、東北地方に縁のある起業家に対して、それぞれの企業が抱えるさまざまな課題を個別具体的に解決するため、特性・ニーズに合わせた人材・情報などを多岐にわたる分野の企業と協力してスキルを無償提供するプロボノ活動を通じて提供し、事業拡大をサポートするものとのことだ。
またその活動を通して東北地方のスタートアップコミュニティーのエコシステム形成に寄与し、持続可能な地域と社会の実現に取り組んでいくとしている。
【アクセラレータープログラムの概要(予定)】
※ 「J-Startup」は、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために、2018年6月に立ち上げられたという。実績あるベンチャーキャピタリストや大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、潜在力のある企業を選定し、政府機関と民間の「J-Startup Supporters」が集中支援を行うプログラム。経済産業省・日本貿易振興機構(JETRO)・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり、プログラムの運営を行っているとのこと。