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ノースサンドは、IT・コンサルティング業において営業・PM(プロジェクトマネジメント)・コンサルタント・システムエンジニアの職種に就く25歳~54歳の男女300名(一般従業員:200名 経営層:100名)を対象に、「ビジネスパーソンのスキルとセンスに関する調査」に関する調査を実施し、結果を公表した。
今回は、ビジネスパーソンが仕事を行う上でスキルと同様にセンスを重視しているという仮説から、一般社員と管理職が考えている「ビジネススキル」と「ビジネスセンス」についての価値観についてまとめたとのことだ。
1.スキルを高めるためにやっていること「書籍・教材で学習」が最多。一方で「特にやっていない人」も多数
ビジネスパーソンとしてのスキルを高めるためにやっていることについて、1位は書籍・教材で学習で42.3%、2位は職場の人から学ぶで33.7%という結果となった。
一方で、スキルを高めるためにやっていることは「特にない」が31%という結果に。リスキリングという言葉が浸透しつつある中でも特にスキルを高めることはやっていない人が多いことがわかった。
2.スキルで思い浮かべることTOP3「仕事に役立つ」「スキルが高い人と働きたい」「信頼につながる」
ビジネスパーソンとしてのスキルと聞いて思い浮かべることとして「仕事に役立つ」「スキルが高い人と働きたい」に「当てはまる」が30.3%で同率で並び、「信頼につながる」が25%と続いた。
当てはまる、やや当てはまるまで広げるとスキルが「仕事に役立つ」と考えている層は73%の多数を占め、ビジネスにおける「スキル」の重要度が分かる結果となった。
3.管理職の7割が「ビジネスパーソンのセンス」が仕事に役立つと思っている
ビジネスパーソンのセンスと聞いて思い浮かべることにおいて、「仕事に役立つ」が「当てはまる」・「どちらかと言えば当てはまる」と答えた人は管理職で70.0%となった。
一般社員の56.0%に比べて14ポイント高い結果となり、管理職は一般社員に比べセンスが「仕事に役立つ」と考える層が多いことが判明した。
4.管理職が憧れるビジネスパーソン1位は「人間力が高い人物」と回答
「どんなビジネスパーソンに憧れるか」という設問では、管理職の1位は「人間力が高い人」で27.0%となり、一般社員に比べて5.5ポイント高い結果に。
管理職が憧れる姿として「社内で実績がある人」や「人一倍能力が高い人」よりも「人間力」が選ばれやすいことがわかった。
5.一緒に働いてみたいと思う芸能人ランキング第1位はタモリ
一緒に働いてみたいと思う芸能人ランキング1位は「タモリ」(4.7%)となり、次いで、2位が「天海祐希」(2.3%)、3位が「西村博之(ひろゆき)」、「イチロー」、「カズレーサー」(同2.0%)となった。
選定の理由には、「知識が豊富だから」「ビジネスパーソンとしてのスキルがありそうだから」「論理と感性の使い分けに長けて良そうだから」などの回答が得られたとのことだ。
■調査概要
調査名:ビジネスパーソンのスキルとセンスに関する調査
調査エリア:首都圏(1都3県:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)
方法:インターネットリサーチ
調査対象:情報通信業(IT)、コンサルティング業に従事し、営業、PM(プロジェクトマネジメント)、コンサルタント、システムエンジニアの職種に就く25歳~54歳の男女300名(うち一般社員200名、マネージャー、係長、主任、課長、部長など管理職100名)
・調査期間:2022年6月10日~12日
<参考>
ノースサンド『ビジネスパーソンのスキルとセンスに関する調査』