都道府県魅力度ランキング、食の満足度は北陸3県が上位独占 沖縄県はホスピタリティ部門で17回目の1位に じゃらん調べ

じゃらん

リクルートの観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」は、全国1万4,123人の宿泊旅行者を対象に「じゃらん宿泊旅行調査 2022」を実施し、結果を公表した。

同調査は、観光などを目的とした宿泊を伴う国内旅行実態(出張・帰省・修学旅行などを除く)を調べるものとし、今年で18回目の調査実施となる。

【地元ならではのおいしい食べ物が多かったランキング】北陸3県がベスト3を独占!

「地元ならではのおいしい食べ物が多かったランキング」では、福井県が1位を獲得。さらに2位に石川県、3位に富山県がつけ、ベスト3を北陸3県が独占する形となった。

いずれも海鮮グルメが強いことがうかがえる結果に。なお、新たにランクインした4位の鹿児島県は「黒豚」、6位の三重県は「伊勢海老」、10位の岐阜県は「飛騨牛」が圧倒的人気とのことだ。

地元ならではのおいしい食べ物が多かったランキング

【魅力のある特産品や土産物が多かったランキング】16年間1位だった沖縄県に代わり石川県が1位。和菓子や酒類が人気。

調査開始以来1位を維持していた沖縄県を石川県が追い抜く結果に。また、2020年度圏外だった愛媛県が4位にランクイン。

魅力のある特産品や土産物が多かったランキング

【地元の人のホスピタリティを感じたランキング】沖縄県は17回目の1位。中国地方から島根県がランクイン。

「地元の人のホスピタリティを感じたランキング」は、沖縄県が17回目の1位を獲得。宿泊施設や観光施設以外にも、居酒屋での食事時、マリンスポーツの体験時などで親切にしてもらったという回答が多かったという。

なお、2位の愛媛県は圏外から一気にランクインという結果となった。

地元の人のホスピタリティを感じたランキン

【調査概要】
■1次調査
調査目的:全国の宿泊旅行実施者を抽出することに加え、性・年代別の宿泊旅行実施率を知るために実施した
調査時期:2022年4月1日~2021年4月21日
調査対象:全国20~79歳の男女(マクロミルの登録モニター)
配信数:212万4,882件
調査内容:2021年度(2021年4月~2022年3月)1年間の国内宿泊旅行(出張・帰省・修学旅行などを除く)実態
回収数:9万9,056件(回収率4.7%)
集計対象者:2万件

■2次調査
調査目的:全国の宿泊旅行実施者に対して、宿泊旅行の内容を知るために実施した
調査時期:2022年4月8日~2022年4月21日
調査対象:3万3,767件(うち、同居家族モニター129件)
●1次調査において、「昨年度1年間に国内宿泊旅行をした」と回答した人:3万3,638件
●追加調査において、「昨年度1年間に国内宿泊旅行をした」と回答した人のうち、調査協力が得られた60歳以上の家族本人:129件

<参考>
リクルート『じゃらん宿泊旅行調査 2022【都道府県魅力度ランキング編】

モバイルバージョンを終了