阪急電鉄と阪急阪神不動産は、2018年6月の大阪府北部地震により大きく損傷した南茨木阪急ビルの建替を2019年4月から進めてきたが、今回、同ビルが本年7月27日に全体竣工する運びとなったと発表した。
まず、同ビルと直結する南茨木駅(阪急京都線)への動線については、エレベーターと階段を先行して設置し、供用を開始しているが、今般、これに加えて、ビル内にエスカレーターを新たに設け、本年7月28日から利用できるようになったとのことだ。
また、同ビルはまちの新しい顔となることを目指しているが、その点を考慮して、外観のデザインについては、エスカレーター部分の壁面等をガラスカーテンウォールとし、駅に至る歩行空間がロータリーから見えるようにするなど、駅への動線を強調したものにしたという。
そして、同ビルには、地域の人々に日常的に利用できるコンビニエンスストア、メディカルゾーン、飲食店舗が入居し、8月1日より順次オープンすることになっているとのことだ。
概要は、次のとおり。
1.同ビルの概要
(1)所在地 茨木市天王二丁目6番15号
(2)敷地面積 6,012平方メートル(1,819坪) ※駅舎部分を含む
(3)延床面積 1,588平方メートル(480坪)
(4)構造 鉄骨造 地上3階建
(5)施設配置
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2.店舗の概要
3.工事施行の経緯