楽天証券、米国株式の信用取引サービスを開始 7月中はすべてのユーザーの米国株式信用取引の取引手数料が無料に

楽天証券は、2022年7月9日より、米国株式における信用取引サービスを開始すると発表した。

楽天証券では、日本国内での米国株式信用取引開始に先駆け、2022年6月19日より米国株式における信用取引口座開設の申込を受け付けている。今回、同年7月9日より信用取引サービスを開始し、同日午前8時より、米国株式の信用取引の注文が行えるようになったとのことだ。

米国株式の信用取引口座の申込・開設は国内株式と同様に無料で、楽天証券の口座を持っている人であれば誰でも申込可能。取引手数料は、約定代金の0.33%(税込)で、最低取引手数料は無料、上限取引手数料は、16.5米ドル(税込)となっている。

また、米国での金利動向は、日本よりも大きく変動する可能性があるため、買方金利には米国の市場動向を基にした変動金利を採用。

サービス開始を記念して、2022年7月29日現地約定分までの取引に関して、すべてのユーザーを対象に、米国株式信用取引の取引手数料無料キャンペーンを実施するほか、同年7月31日まで、0.75%金利引下げキャンペーン(年率4.5%での提供)を実施するとのことだ。

米国株式の信用取引は、現物取引と同様に、パソコンだけでなく、スマートフォン向け株式トレーディングアプリ「iSPEED®」での取引も可能。株価情報やチャートの閲覧から注文まで行えるほか、テクニカルチャートや描画機能も搭載しており、時間や場所を選ばず米国株式の投資戦略に活用できる。

さらに、本日発表したパソコン向け最先端株式トレーディングツール「MARKETSPEED II🄬」のβ版においても、同ツール提供開始時点から信用取引が可能になるとのことだ。

米国株式の信用取引口座では、資金(委託保証金)の最大2倍の取引や、同一資金で同じ銘柄を1日に何度も取引することができる。

また、現物取引ではできない「売り」からの取引も可能(新規売建)で、相場の下落局面でも利益を得る機会を作れるほか、下落局面でのリスクヘッジにも利用できるとのことだ。

楽天証券は、今後もユーザーのニーズに応える魅力的な商品・サービスを提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図るとともに、ユーザーの資産形成・投資活動に貢献していくとしている。

米国株式信用取引 サービス概要
●サービス開始日:2022年7月9日 8時
●取引手数料(税込):約定代金の0.33%(最低0米ドル、上限16.5米ドル)
●現引・現渡手数料(税込):無料
●買方金利(年率):基準金利に3.5%を加算する変動金利
*2022年7月は4.5%(年率):0.75%金利引下げキャンペーンを実施
●貸株料:2.0%
●対象銘柄:日本証券業協会のガイドラインを満たす銘柄のうち、楽天証券選定のもの
●信用取引種類:一般信用取引「無期限」
●取引種類:買建、売建、現引、現渡
●注文方法:指値、成行、逆指値
●決済通貨:米ドル(外貨決済のみ)
●取引単位:1株
●最低委託保証金:30万円相当額
●保証金現金:米ドル、日本円
●代用有価証券:米国株式

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