伊藤忠商事、伊藤忠プラスチックス(以下、CIPS)、ファミリーマート、旭化成は、資源循環社会の実現に向けたデジタルプラットフォーム構築プロジェクト「BLUE Plastics」において、ファミリーマート実店舗でのトレーサビリティ(追跡可能性)システムのプロトタイプを用いたPETボトルリサイクルの実証実験を行うことを発表した。
なお、同実証の初回は2022年秋以降に行う予定とのことだ。

■同実証の概要
消費者は、同実証を行うファミリーマートの店頭に設置された回収箱に、使用済みPETボトルを投入。その際、回収箱に印字された二次元コードをスマートフォンで読み取り、投入したPETボトルの本数をアプリ上で登録。
これにより消費者は、ブロックチェーン技術のトレーサビリティによって、自分が投入したPETボトルが回収後にリサイクルチェーンのどのプロセスにあるのかを確認することができるとのことだ。

伊藤忠商事、CIPS、ファミリーマート、旭化成は今後、同実証を含む一連の取り組みを通じて、デジタルプラットフォームによるトレーサビリティの価値を確認し、さらなるプラスチック資源循環を推進していくとのことだ。