sustainacraft(サステナクラフト)は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)の連結子会社である三菱UFJイノベーション・パートナーズ(以下、MUIP)が運営する三菱UFJイノベーション・パートナーズ2号投資事業組合を引受先とした第三者割当増資を行ったことを発表した。
なお、MUIPはMUFGの新規事業を見据え、金融市場における新たなビジネスのシーズを発掘するため、世界中のフィンテック関連スタートアップへ投資を行っているとし、今後は、両社においても協業の可能性を追求していくとのことだ。
sustainacraftは、衛星リモートセンシング技術を用いた安価で広範囲な自然資源の炭素蓄積量モニタリングと、因果推論技術をベースにしたカーボンクレジット特有で複雑な参照レベルやリーケージの評価という2つのソリューション提供を通じて、自然保全への健全な資金循環を生み出すことを目指して活動。
現在、中南米や東南アジアを中心に、環境保全を行っている複数のNGOや事業会社と連携して、当該炭素蓄積量モニタリング技術の社会実装を推進しているという。
また、生物多様性など自然資本に関連する非財務情報開示の重要性も高まってきていることから、sustainacraftはこの流れを自然保全への健全な資金循環を実現するための重要なものであると位置づけ、ソリューション開発に着手。
これらの取組をさらに加速させるため、今回調達した資金を用いて、国内外の人材採用等に投資をしていくとのことだ。