凸版印刷は、欧米を中心とした海外の有望なベンチャー企業との協業によるオープンイノベーションを加速させるべく、投資管理会社としてTGVP(登記名称:Toppan Global Venture Partners, Inc.)を2022年6月に米国で設立し、第1号ファンドとしてTGVP Fund I, LPを組成したことを発表した。

凸版印刷は、2016年にベンチャー企業への投資を開始して以来、国内外の有望なベンチャー企業50社以上への投資/業務提携を実行。

「『DX』と『SX』によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーに」を中長期にめざす姿とした中期経営計画の達成に向け、ベンチャー企業と協働して事業活動を推進してきたという。

そのような中で、これまで以上に海外での投資活動を起点とした事業開発を推進するため、米国でのCVCファンド設立に至ったとしている。

特に北米/欧州を中心とした、新たな環境配慮型サービスやプロダクトの開発技術を持った革新的なベンチャー企業との連携を通じて、凸版印刷の事業ポートフォリオ変革をより一層加速させていくとのことだ。

■同ファンド概要

名称:TGVP Fund I, LP
設立年月日:2022年6月13日
出資約束金総額:40百万米ドル
投資対象:
『DX』『SX』分野を中心に、トッパングループの成長戦略に合致する技術/ビジネスモデルを保有し、共に変革を目指せる海外のベンチャー企業