JAL、ESG投資指数における2つの構成銘柄に同時選定 ESG戦略を軸に企業価値向上を実現

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JALは、ESG投資の代表的指数である「FTSE Blossom Japan Index」、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の両構成銘柄に選定されたことを発表した。

これらはロンドン証券取引所グループ傘下のFTSE Russell社が開発したESGに主眼を置いた指数で、ESG投資を積極的に推進している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も投資判断基準の一つとして採用するなど、世界中の投資家から重要な投資判断基準として活用されているという。

なお、JALが両Indexに同時に選定されるのは初とのことだ。

JALグループのESG戦略例

「FTSE Blossom Japan Index」は、ESGに関する一定の評価基準を満たした日本企業の銘柄で構成。

また、2022年3月にGPIFが採用した新たなESG投資指数「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」は、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に沿った情報開示や低炭素経済への移行に関するリスクと機会への対応の質などを評価するもので、組成当初からの構成銘柄選定を維持しているという。

【JALグループのESG戦略について】
「2021-2025年度JALグループ中期経営計画ローリングプラン2022」では、ESG戦略を2030年に向けた成長戦略と位置づけ、JAL Vision 2030の実現に向け事業を通じて社会課題を解決することで、サステナブルな人流・商流・物流を創出し、JALグループの社会的価値・経済的価値を高め、企業価値向上を実現するとしている。

なお、気候変動への対応については、省燃費機材への更新、運航の工夫、SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な代替航空燃料)の活用の3点を柱として、着実に取り組みを推進しているという。

JALは今後も、ESG戦略を経営戦略の軸に据え、事業活動を通じた社会課題の解決を図りながら、世界で一番選ばれ、愛されるエアライングループとなることを目指していくとのことだ。

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