学情は、「20代中途採用における選考のポイント」に関して、企業の人事担当者にアンケートを実施し、結果を公表した。
■スカウト送付や書類選考時に評価する点
スカウト送付や書類選考時に評価する点は、「経験職種」が67.8％で最多となった。次いで、「転職理由」46.5%、「転職回数」44.2％が続く結果に。
経験職種から、募集する職種で必要となるスキルや能力があるかを見るとともに、転職理由や転職回数から、入社後に定着してくれそうかを推し量っていることが伺えるとしている。
■面接時に評価する点
面接時に評価する点は、「経験してきた業務内容・実績」60.9%や「転職理由」53.7％を抑え、「人柄・社風との相性」89.3％が最多となった。
面接では社風との相性や自社にマッチするかどうかを見極めたいと考える人事担当者が多いことが判明。
■未経験者採用でより重視するポイント
社会人経験や業種／職種の経験がない求職者を採用する際により重視するポイントは、「人柄・社風との相性」が88.8％で最多。次いで、「身だしなみ・ビジネスマナー」44.2％。「志望動機」42.1％、「学習意欲」40.7％が続いた。
社風との相性を見るとともに、未経験からこの仕事に挑戦しようと思った理由や新しい仕事で成果を上げるために学習する意欲があるかを重視していることがわかるとしている。
■未経験者を採用する際に、有しているとより採用したいと思うスキル
社会人経験や業種／職種の経験がない求職者を採用する際に、有しているとより採用したいと思うスキルは、「コミュニケーション能力」が91.6％で最多という結果となった。次いで、「成長意欲」75.4％が続いた。
【調査概要】
調査期間：2022年6月3日～6月12日
調査機関：株式会社学情
調査対象：企業人事担当者（20代中途採用を実施または実施予定の企業が回答）
有効回答数：419件
調査方法：インターネットでのアンケート調査
＜参考＞
学情『20代中途採用における選考のポイント』