日本赤十字社は、6月22日に発生した、アフガニスタン・イスラム共和国の南東部ホースト州を震源とするマグニチュード5.9(深さ10㎞)の地震によって被災した人の、救援およびアフガニスタン・イスラム共和国における赤十字の人道支援活動のために、海外救援金を募集すると発表した。

被災地に駆け付け救護活動にあたるアフガニスタン赤新月社のスタッフ・ボランティア

同国は、地震発生前から長引く紛争、干ばつ、気候変動の影響とみられる災害、経済危機、保健システムの脆弱性などから複合的な人道危機に直面しており、今回の地震被害はこの複合的な人道危機にさらに追い打ちをかけるものとなり、状況はとても深刻だという。

また、今回の被災地は、同国でも安全の確保が難しい地域のひとつであり、特に外国人の立ち入りや活動も困難とされている。

そのような状況下で、国際赤十字・赤新月社連盟(連盟)は現地での人道支援活動を続けてきたアフガニスタン赤新月社と共に、地震発生直後から医療救護や支援物資の配布などの救援活動を開始したとのことだ。

被災地に救援物資を運ぶアフガニスタン赤新月社の車両

■海外救援金の募集概要

救援金名称:
「2022年アフガニスタン地震救援金」

受付期間:
2022年6月27日~2022年9月30日

受付口座:
(1)ゆうちょ銀行・郵便局
(2)都市銀行
●三井住友銀行すずらん支店
●三菱UFJ銀行やまびこ支店
●みずほ銀行クヌギ支店
口座名義はいずれも「日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)」

なお、詳細は、日本赤十字社ウェブサイトに記載。