ディズニー、LGBTQIA+のキャストやコミュニティへの理解を深める企画・イベント開始 6月のプライド月間を皮切りに

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、職場における平等性のリーダーとして、受容性の高い職場づくりと、地域社会での支援や友好的な環境づくりに取り組むと共に、コンテンツにおける多様性にも真摯に取り組んでいる。

ウォルト・ディズニー・ジャパンでは、以下のような取り組みを行い、LGBTQIA+コミュニティの理解と支援を行っているという。

●「PRIDE 365」の導入

6月のプライド月間を皮切りに年間を通して、LGBTQIA+のキャストやコミュニティへの理解を深め、インクルージョンの推進に取り組む企画やイベントを開始。

1.「PRIDE 365」の特設サイトを開設。
2.社内での啓発活動としてのウェビナー実施 第一回目は認定NPO法人 虹色ダイバーシティ 代表・理事長 村木真紀氏と、同社代表取締役社長 キャロル・チョイによる対談ウェビナーを実施。「PRIDE 365」や日本におけるLGBTQIA+コミュニティや、アライとして、当事者として一人一人に何ができるか話し合いを実施。
3.「PRIDE 365」を推進する有志の社員活動グループが初期の7名から9名に増員。

▶ 主な活動実績 ・特定非営利活動法人 東京レインボープライド主催のTRP2022パレードに参加
・LGBT基礎トレーニング with 虹色ダイバーシティ「LGBTQと職場・ビジネス」開催
・プライドマーケテイング with LGBT総合研究所 開催
・デジタル社内イベント:LGBTQに関わるディズニー、FOX、ナショナルジオグラフィック作品の体験会開催

●誰もが働きやすい環境づくり

誰もが働きやすい環境づくりのため、ディズニーでは同性婚や事実婚のカップルを異性パートナーや婚姻関係のあるカップルと同等に認め、慶弔休暇・見舞金等福利厚生制度の対象としているという。

2021年11月、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、PRIDE指標2021にてゴールドに認定されたとのことだ。

●「Disney Pride Collection」の拡大

ディズニーストアから約30種の商品が発売された2022年版の「Disney Pride Collection」は、ウォルト・ディズニー・カンパニーのLGBTQIA+の社員とアライによって作られ、LGBTQIA+コミュニティのために夢を描き、デザインされたもの。

また、「誰かの役に立つ・誰かのためになる」お買い物体験を継続的に提案している、伊勢丹新宿店 本館1階 雑貨/イセタンシードと雑貨/イセタンリーフでは、「Disney Pride Collection」に賛同し、6月1日~6月14日の2週間にわたり「ISETAN Seed&Leaf PRIDE WEEK」が開催。

「ISETAN Seed&Leaf PRIDE WEEK」では、初お披露目となる<kotty>や<taMa>とタッグを組んだ商品が登場。

さらに今年は、パズルゲームの『LINE:ディズニー ツムツム』に新ツム「プライド・コレクション アースラ」が登場し、「Disney Pride Collection」の取り組みが広がったとのことだ。

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、2022年6月30日までの「Disney Pride Collection」の販売による利益のすべてを、LGBTQIA+を支援する団体に寄付する予定。

日本では、認定NPO法人 虹色ダイバーシティに寄付。寄付金の使途については、キャラバン車で各大学を回ってLGBTQIA+の認知、啓発を行う活動に充てられる予定であるとのことだ。

●ディズニープラスで配信するLGBTQIA+の作品紹介

ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」(ディズニープラス)では、LGBTQIA+の現状を取り入れている作品を配信している。今後定期的にお薦め作品を紹介していくという。

モバイルバージョンを終了