セガサミーホールディングスと日立製作所は、「B.LEAGUE」に参戦中のプロバスケットボールクラブ「サンロッカーズ渋谷」を運営する日立サンロッカーズについて、2022年9月をめどに全株式を譲渡し、セガサミーホールディングスの完全子会社とする契約を締結したと発表した。

 また、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの理事会にて、2022-23シーズンからのオーナー変更について承認を受けたという。

1.株式譲渡の背景

「サンロッカーズ渋谷」は、日立製作所のバスケットボール部を起源とし、『バスケットボールを通じて全ての人々に夢や希望を与え、地域やコミュニティへ新たな価値を創出する』という理念のもと2016年に創立された。

今回、『感動体験を創造し続ける~社会をもっと元気に、カラフルに。~』をミッション(存在意義)に据え、様々なエンタテインメントを手掛けてきたセガサミーグループが、「サンロッカーズ渋谷」のクラブ理念に賛同し、今回の合意に至ったとのことだ。

2.今後のクラブ運営

当該会社の社長は、引き続き浦長瀬 正一氏が務めるという。今後も「太陽(リング)を揺らす激しいダンクを狙い撃つ集団」として、アグレッシブなプレーであらゆるステークホルダーに感動体験を提供し、チームの成長を通じて地域社会に貢献していくとしている。

また、日立製作所はオーナー変更後もスポンサーとしてクラブを支援していくとのことだ。