日本ロレアル、使われなくなった美容部員の制服のアップサイクルを開始 年間2トンのCO2排出も削減

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化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアルは、チクマと連携し、美容業界で初めて、美容部員の制服のアップサイクルを2022年6月末より開始すると発表した。

日本ロレアルは、デザイン変更や退職などの理由で使われなくなった美容部員の制服を焼却していが、今回のチクマ社との連携により、そのすべてが自動車部品としてアップサイクルされるという。

初年度は、倉庫に在庫のあった旧デザインの制服、約1.7トンおよび、退職した美容部員分の制服、約560kgがアップサイクルされる予定とし、これにより、2022年度は約9トン(9,000kg)、以降は年間約2.2トン(2,200kg)のCO2排出削減につながるとしている。

日本ロレアルは、同取組みを通し、事業活動による廃棄物・CO2排出量を削減し、循環型社会経済への移行へと貢献していくとのことだ。

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