トヨタ自動車は、7月グローバル生産台数が80万台程度を見込んでいることを発表した。
内訳としては国内約25万台、海外約55万台とし、年初に仕入先に伝えた台数から、グローバルで5万台程度の見直しを行っているという。
トヨタは、7月に国内で稼働停止する工場をすでに公表しているが、一部仕入先でのコロナウイルス感染者発生による出勤率低下の影響が続いていることから、一部工場/ラインで稼働停止期間を延長することを決定したとのことだ。
なお、7月の国内追加稼働停止工場/ラインは、以下の通り。
なお、7~9月のグローバル生産台数は、平均で月85万台程度となっており、通期生産見込み(約970万台)についての変更はないという。
トヨタは、半導体不足およびコロナウイルス感染拡大による影響等で、先を見通すことが依然困難な状況のため、生産計画が下振れする可能性もあるものの、部品供給を精査し、できるだけ急減産を抑えながら、1日でも早く1台でも多く利用者へ届けることができるよう、引き続き努力していくとのことだ。