宇宙用汎用作業ロボットを開発するGITAIの米国法人GITAI USAは、米国での宇宙用汎用作業ロボットの開発・製造、事業開発を行う拠点として、米国ロサンゼルスに新オフィスを開設したことを発表した。
GITAIは、これまでTOYOTAとの共同開発や経済産業省からの受注等、日本国内での事業活動も活発に行っていたが、同時に昨年には米国民間宇宙企業Nanoracks社・NASAと共同でのISS船内実証を成功させる等、米国政府機関・民間企業との連携も活発に行なってきたという。
GITAIの米国法人であるGITAI USAは、さらなる米国市場への進出・事業拡大を目的として、米国の主要な宇宙都市の1つであるロサンゼルスにオフィスを設立し、採用活動の本格化に至ったとのことだ。
GITAI USAのロサンゼルス拠点では、GITAIの宇宙用汎用作業ロボットの設計・開発・製造・環境試験等の全ての開発機能に加え、米国国内向けの事業開発や管理部門等、米国での事業活動に必要な全ての機能を備え、米国での事業活動を拡大していくとしている。
なお、GITAI USAは、ロサンゼルス拠点での採用を中心に、米国での採用活動を本格化し、2022年3月から既に複数名の雇用を開始。今後もエンジニアを中心として長期的かつ大規模に雇用を行っていく予定とのことだ。