ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は、第26回参議院議員選挙に向けて、投票に役立つ情報をトータルで提供する特集「Yahoo!ニュース参議院選挙2022」(以下、参院選特集)を公開したと発表した。

参院選特集では、候補者情報や政党相性診断、選挙に関する質問に専門家が回答する「#選挙のギモン」、さらに「Yahoo! MAP」と連携して地図上でユーザー自身の選挙区にある期日前投票所を一目で確認できる「期日前投票所マップ」などが確認できる。

<主な内容>

(1)#選挙のギモン
https://news.yahoo.co.jp/senkyo/chiebukuro/list

特設サイトからハッシュタグ「#選挙のギモン」をつけて「Yahoo!知恵袋」に投稿された選挙に関する疑問に、総勢14名の専門家が回答する企画であるという。

現在特設サイトでは、事前のユーザーアンケートで集まった質問約40問への回答を掲載している。意外と知らなかった素朴な疑問を解消し、ユーザーが選挙に興味を持つきっかけとなることを目指すとのことだ。

(2)期日前投票所マップ

「Yahoo! MAP」(iOS版、Android版)では、地図上で全国約5,500カ所の期日前投票所を確認できる「期日前投票所マップ」機能を提供している。ユーザーは、「Yahoo! MAP」を起動して「期日前投票所マップ」をタップするだけで、ユーザー自身の選挙区にある期日前投票所を一目で確認でき、現在地から目的地までのルート検索もできる。

また詳細を知りたい期日前投票所をタップすると施設名や住所、自治体公式サイトなどの情報も確認できる。なお、「期日前投票所マップ」は参院選特集や「Yahoo!検索」の検索結果からも閲覧できる。

▼Yahoo! MAP「期日前投票所マップ」の使い方

(3)ボートマッチ(政党との相性診断)
https://news.yahoo.co.jp/senkyo/match/party

「物価高対策」「ウクライナ情勢を巡る外交」など注目の政策課題や争点について、ユーザーが自身の考えをもとに回答することで、自分の考えに近い政党と、その政党から立候補している候補者を確認できる。

ユーザーが投票先選びの参考情報として活用し、投票率向上につながることを目指すとのことだ。

(4)参院選関連情報

候補者情報のページでは個別のアンケート結果をもとに、「新型コロナウイルス対策」や「社会保障」など自分が気になる政策を選んで候補者を探せる機能を提供している。

政党マニフェスト、参院選に関する基礎知識などもわかりやすくまとめて掲載しているほか、投開票日の7月10日20時からは開票速報情報も掲載。また、各種政策に関する記事も掲載するという。

また、「Yahoo!検索」の検索結果でも参院選関連情報を提供。「東京選挙区 候補者」などで検索して候補者情報を確認できるほか、開票開始以降は「参院選」などで検索すると開票速報も確認でき、特定の情報を調べたい場合に活用できる。(「Yahoo!検索」での参院選関連情報は6月22日以降順次提供を開始)

(5)Yahoo! JAPANアプリ「参院選」タブ

参院選にまつわるさまざまな情報にすぐにアクセスできるよう、「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS版、Android版)と「Yahoo! JAPAN」(スマートフォンブラウザー版)では、トップ画面に「参院選」タブを設置。

また、「Yahoo!ニュース」では、参院選の選挙運動期間中(6月22日~7月10日)に、「Yahoo!ニュース」の政治カテゴリーに掲載されるすべての記事において、コメント投稿時に特別な注意メッセージを掲出。

公職選挙法では、「当選を得させない目的をもって公職の候補者に関し虚偽の事実を公にし、又は事実をゆがめて公に」するなどの行為は禁止されており、また、名誉毀損や侮辱などの行為も法律で禁止されているとのことだ。

「Yahoo!ニュース」では、多様な意見の尊重と公正な選挙の実現に配慮し、コメント投稿時に注意メッセージを掲出して注意喚起を行うことで、選挙運動期間中に、選挙の公正を阻害したり、または選挙結果に影響を及ぼしうる虚偽の事項についての書き込みなどがなされたりすることを抑止するという。

さらにYahoo! JAPANでは、視覚障がい者が候補者情報を入手しにくいという情報アクセシビリティーの課題の解決を目指し、視覚障がい者向けの選挙情報サイト「聞こえる選挙」を公開している。

今回の参院選候補者情報は、7月1日に公開予定とのことだ。

「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに掲げるYahoo! JAPANは、今後もユーザーに役立つ情報を、より早くよりわかりやすく伝えるべく、さまざまな取り組みを進めていくとしている。