グローバルでCRMをリードする米国セールスフォース(以下、米国Salesforce)は、Commerce Cloudを利用するマーチャントとTikTokユーザーのエンゲージメントをより容易にし、TikTok上で広告を掲載し、商品をより見つけやすくするため、TikTokと提携することを発表した。
同提携は、ソーシャルメディアを活用する買い物客へリーチするため、Commerce Cloudプラットフォームの最新の取り組みとのことだ。
なお、同資料は2022年6月に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版とし、同資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先される。
今や10件に1件近くの購入がソーシャルメディア上で行われており、その数は増加の一途をたどっている。
ソーシャルコマースがますます重要なチャネルとなる中、同提携は、企業が今日のソーシャルショッパーをより的確に理解し、月間10億人のTikTokユーザーに高度にパーソナライズされたコンテンツを提供することを可能にするという。
これにより、消費者はいつでも好きな時にお気に入りのブランドをチェックできるようになるとのことだ。
■同パートナーシップによる効果
同提携では、TikTokにおけるマーチャントの存在感ををシームレスかつ効率的に向上させることができるという。
●充実したアプリ内エクスペリエンスに基づく自動スマート製品フィードにより、マーチャンダイジングの生産性が飛躍的に向上。マーチャントは、ワンクリック設定でTikTok上のCommerce Cloudカタログと同期させることができ、多様なカタログベースの広告ソリューションを利用して、商品をスピーディーかつスムーズに公開可能に。
●TikTokのピクセルにより、世界トップレベルのパーソナライゼーションと広告コンバージョンの効率化を実現。マーチャントは広告パフォーマンスの分析や製品をより見つけやすくするためのキャンペーンの最適化が簡単に実行可能となる。また、Advanced Matching機能により、TikTok広告とターゲットのマッチング品質を向上。
●ダイナミックな動画やコレクション広告によるカスタマージャーニーのグレードアップは、複数のチャネルにまたがる新たなオーディエンスの発掘を促進。またマーチャントは、TikTokをSalesforce Commerce Cloud上の新しいセールスチャネルとして間単に立ち上げることが可能となる。