江崎グリコ「プッチンプリン」、SDGsの取り組みを開始 容器リサイクルを楽しむ授業を小学校にて実施

江崎グリコは、2022年6月16日に千葉県流山市立新川小学校にて、植物性原料で作られた「植物生まれのプッチンプリン」の容器を通して、小学生にリサイクルの楽しさを伝える出張授業を実施。

同時に、「植物生まれのプッチンプリン」の給食提供も開始したと発表した。

「プッチンプリン」ブランドは、すべての人たちにおいしさ、楽しさ、そして健やかさを届けるとともに、1人でも多く、1回でも多く、みんなが「笑顔」になれる時間を創出する活動を50年の歴史を通じて行ってきたという。

その中で、卵・乳アレルギーを持っている人や、ライフスタイルとしてプリンの主原料である卵・乳などの動物性原料を控える人にも、「プッチンプリンを届けたい」という思いから開発された商品が「植物生まれのプッチンプリン」であるという。

同商品は卵・乳などの動物性原料を使用せずに、豆乳やきび砂糖🄬などの植物性原料(プラントベース)で「プッチンプリン」のおいしさを実現し、これまで様々な理由でプリンを食べられなかった人においしさと楽しさを届けてきたという。

今回、「植物生まれのプッチンプリン」の容器を使用し、リサイクルの楽しさを伝える出張授業『みんなで楽しく学ぼう!プッチンプリサイクル』を、千葉県流山市立新川小学校4年生の児童を対象に実施。

当日は2クラス(各クラス約30名)の児童が参加し、リサイクルの大切さの講義を学んだのちに、実際に「植物生まれのプッチンプリン」の容器を文房具にリサイクルする体験型授業を行ったという。

「プッチンプリン」のおいしさ、品質を守るために使われている容器の材料である「プラスチック」の特徴、問題点、その問題を解決するためにできることなど、講義・カードゲームを通して複合的に楽しく学び、普段の生活の中で自分たちの未来のためにできることを考える場となったとのことだ。

Glicoグループは「環境ビジョン2050」の実現に向けてプラスチック容器においては、徹底したリデュース、リプレイス、リユース、リサイクルを実行し、使用するプラスチックの極少化、および再資源化を目指し活動している。

同企画、『みんなで楽しく学ぼう!プッチンプリサイクル』の活動を通じて、子どもたちと一緒に「プラスチックとの向き合い方を改めて考えるきっかけをつくりたい」という思いから、出張授業の拡大を今後も検討していくとしている。

「植物生まれのプッチンプリン」給食提供開始 ※アレルゲンフリーではない。

同校では児童のアレルギーの状況を把握し、食品アレルギーを持つ児童にはアレルゲンを取り除いた専用の「アレルギー対応食」の給食を日々出しており、プリンやアイスクリームなど卵や乳成分を含むデザートの日は、ゼリーなど、みんなと違うものを食べていたという。

今回「植物生まれのプッチンプリン」で同校では初めて全員が同じデザートを食べることができたとしている。

「植物生まれのプッチンプリン」は、卵や乳アレルギーを持つ人やライフスタイルの違いがあっても、みんなが一緒に「笑顔」になり「おいしいね」と言い合える時間を創出しているという。

給食の時間に「植物生まれのプッチンプリン」を提供することで、子どもたちが「プラントベース」とは何かを考える機会にもなったとのことだ。

自分だけでなく、周りの人や、多様な価値観、地球環境など様々な条件を考えながら、その日食べるものを自分で選ぶそんな大人になってほしいという思いから、今後も全国の小学校の給食への導入拡大を検討していくとしている。

商品概要

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