Uberは、7月10日に行われる第26回参議院議員選挙に際し、フードデリバリーサービスUber Eatsおよび配車サービスUberの利用者に投票を呼びかける「選挙に行こうキャンペーン」を実施するとのことだ。
6月23日から7月12日にかけて、Uberを利用するユーザーおよび配達パートナーは、投票後に専用フォームから申請することで、Uberをお得に利用できる特典が抽選で当たるキャンペーンに応募できるとのことだ。
昨年の神奈川県における「選挙に行こうキャンペーン」に続く同キャンペーンでは、Uberのフードデリバリーサービスおよび配車サービスを利用する全国のユーザー、そして配達パートナーに対して、お得にUberを利用できる特典を提供するとのことだ。
特典の内容は以下の通り。
【Uber Eatsの配達パートナー】
Uber Eatsで利用できる2,000円分のプロモーションコードを最大5,000名にプレゼント
【Uber Eatsのユーザー】
配達手数料が0円になる「Eatsパス」2か月分(通常価格996円)を最大30,000名にプレゼント
【Uber配車サービスのユーザー】
Uberの配車サービス(UberTaxiおよびUberプレミアム)で使用できるUberクレジット2,000円分を最大1,000名にプレゼント
同キャンペーンへの応募には、①投票済証明書の撮影画像、②スマートフォンのGPS情報を用いた、現在地が投票所の前であることを示すマップ等のスクリーンショット画像、の2点が必要となる。
応募方法・条件の詳細については、Uberのアカウントを有する、または新規登録した応募対象者宛てに、後日メールにて案内。
なお、Uberでは同キャンペーンの実施にあたり、選挙ドットコムとの連携を通じて、参議院議員選挙の候補者や投票方法について情報提供する選挙ドットコムのウェブサイトをキャンペーン対象者に紹介。
また、若者世代の投票意識向上に取り組む一般社団法人選挙割協会の「センキョ割キャンペーン」と連携するなど、若年層を含む幅広い世代の人々の選挙への関心や理解を高め、投票率向上に貢献することを目指しているという。
Uberはこれまで、「世界がより良い方向に進む道筋を描く」というミッションのもと、新型コロナウイルスのワクチン接種会場へのタクシー無料送迎プログラムや、燃料費高騰を受けたタクシー会社補助プログラム、そして昨年の神奈川県における選挙に行こうキャンペーンなどの社会貢献の取り組みを行ってきた。
同社は今後も、Uber EatsおよびUberのプラットフォームの活用を通じて、社会がより良い方向に進むための活動を推進していくとしている。
なお、同キャンペーンは、特定の政党や候補者への投票を呼びかけるものではなく、キャンペーン応募者に対し、どの政党に投票したかなどの情報の開示を求めることもないという。
また、総務省中央選挙管理委員会にキャンペーンの適法性について確認の上実施しているとのことだ。