JAL「航空サブスクサービス」実証実験をKabuK Styleと実施 対象路線を10路線から143路線へ拡大

KabuK Styleと日本航空(以下、JAL)は、昨年に引き続き、第2回「航空サブスクサービス」実証実験を実施すると発表した。

6月22日より、参加者の募集・予約を開始するとのことだ。

同実証実験を経て、KabuK StyleとJALは、目的地までのシームレスな移動・輸送を実現するMaaS事業におけるサービスおよびデータ連携に関する議論を深め、来年度以降の恒常的なサービス化を目指すとしている。

〈第2回「航空サブスクサービス」実証実験について〉

同実証実験は、2021年8月~11月に500名を対象として実施した「航空サブスクサービス」実証実験の第2弾。

第1回実証実験に続き、新たな移動需要創出に向けた航空サブスクサービスに対するニーズなどを検証、把握するためにデータ収集を図るという。

KabuK Styleが運営する旅のサブスクサービス「HafH」の会員を対象に、JALの航空サービスを提供することで、これまでの出張や観光旅行のみならず、昨今新しいライフスタイル・ワークスタイルとして注目される「ワーケーション」や「多拠点居住」など、密を避け好きな場所で働き、暮らすといったニューノーマルな体験価値を提案するとのことだ。

第1回実証実験では、若年層が多く参加、半数がワーケーション目的、行き先の分散など、航空サブスクサービスがもたらす効果を確認できたという。

また一方で、第1回実証実験結果を踏まえて、より柔軟な旅のスタイルに対応すべく、KabuK StyleはJALと国内線旅客取扱代理店契約を締結。HafH会員限定でのサービスを設計の上、第1回実証実験から主に下記の点を更新。

・対象路線を羽田発着の10路線から、国内全路線(一部除く)となる143路線(2022年6月16日時点)に拡大
・直行便往復限定から、片道や周遊での予約可能に
・募集人数を500名から1,000名に増員

■概要

HafH会員を対象に、同実証実験専用の3つのプラン「JALで行く旅ライト」(月額29,800円)、「JALで行く旅スタンダード」(月額39,800円)、「JALで行く旅プレミアム」(月額82,000円)いずれかを選択することで、同実証実験に参加できる。同実証実験専用の3つのプランは、3か月の継続が必要とのこと。

同実証実験では、プランごとに付与されるHafHコインを使用して、航空券と宿泊を予約。HafHの宿泊とセットを条件とし、航空券予約申請は、1区間350~600コインを使用する。

専用Webサイト:
https://www.hafh.com/lp/jal/202206

対象者:
HafH会員

募集人数:
先着1,000名

対象プラン:
●「JALで行く旅ライト」(月額29,800円)
●「JALで行く旅スタンダード」(月額39,800円)
●「JALで行く旅プレミアム」(月額82,000円)
※新規登録者は各プランの初月月額料金が10,000円引き。
※同プランは、登録から3か月間の継続が必要。

申込期間:
6月22日11:00(予定)~7月31日23:59
※HafH VIP会員およびハフコミュメンバーを対象に、6月16日12:00に先行案内予定

航空券予約申請期間:
6月22日~9月22日12:00

航空券予約申請方法:
1予約申請あたり、1泊以上のHafH宿泊予約があることを前提に、1区間以上(片道、往復、周遊)の選択が可能
※航空券の予約申請には、希望搭乗日の前後15日以内に出発地か到着地またはその近接県のいずれかで、最低1泊の宿泊施設予約がすでに確定している必要がある。
※希望出発日8日前の12:00まで予約申請可
※予約申請は、予約を確約するものではないという。予約申請を受けてから空席を確認。希望通りの便の案内ができない場合、希望に近しい便にて案内をする場合がある。

対象出発日:
7月1日~9月30日

対象路線:
JAL国内全路線(一部除く)の143路線

その他:
同実証実験参加者は、初月に付与される「旅ガチャチケット」を使って1回、それ以降はHafHコインを300コイン消費して、片道航空券が1枚ゲットできるガチャをひくことができる。
通常よりおトクなコインでJALを利用した旅が可能。
さらに、HafHコインを1200コイン消費して5枚の片道航空券がゲットできる、「JALで行く5連周遊旅ガチャ」も用意。4つの行き先へ周遊した後、出発空港へと戻ることのできる同実証実験ならではの旅ガチャとなっている。

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