山形県の魅力を発信し、観光PRや県産品「さくらんぼ」の流通促進へ JA全農山形・JTB・JALが農業支援で連携

全国農業協同組合連合会山形県本部(以下、JA全農山形)とJTB、日本航空東北支社(以下、JAL)は、山形県の魅力を発信し、観光PRや県産品「さくらんぼ」の流通促進につなげ、山形県のさらなる活性化へ貢献することを目的として、農業支援で連携することを発表した。

2021年4月、JA全農とJTBが農業支援事業に関する連携協定を締結し、労働力不足が課題となっている農業現場での作業支援を起点とした、新たな雇用創出による地域活性化や地方創生に向けた取り組みを展開している。

今回、JALの現役客室乗務員で構成される「JALふるさと応援隊」山形県担当をはじめ、航空貨物、営業部門を担うJAL社員が、6月15日より計16日間、さくらんぼの収穫作業や選別、箱詰め作業を支援するという。

JTBは、これまでの農業支援に加え、新たな取り組みとしてワーケーションと農作業を組み合わせた「JTBアグリワーケーション®(※1)」やスポーツ合宿と農作業を組み合わせた「アグリスポーツ」の取り組みにより、県外からの交流を促進し、関係人口の拡大を目指していく。

また、農業を通じた働く人の心と健康ケアを目的に、「健康経営×農業」等の企業課題解決にも貢献出来る仕組みを提供する予定とのことだ。

3社協力による同取り組みを通じて、幅広く人々が農業に触れる機会を創出することで農業関係人口を増やし、社会・地域の課題解決の実現に取り組むとともに、各社がもつネットワークやサービスなどで連携を強化し、地域関係者の人々と力を合わせて山形の旬の魅力を幅広く発信し、地方創生に貢献していくとしている。

■JA全農山形×JTB×JALの取り組み

JA全農山形×JTB×JALの取り組み

■「JTBアグリワーケーション®について」

ワーケーションと農業を組み合わせ、地域の農業人手不足と企業の新たな働き方をマッチングし、地域における関係人口の拡大に貢献する仕組み。
https://www.jtbbwt.com/files/user/nohmeets/index.html

「JTBアグリワーケーション®」

■山形さくらんぼ収穫農業支援について

活動期間:2022年6月15日~30日 計16日間
場所:山形県天童市、東根市、南陽市、高畠町
内容:さくらんぼの収穫、選別・箱詰め作業など
作業実施:JTB農作業サポーター、「JALふるさと応援隊」をはじめとするJAL社員 (延べ1,000人の予定)

※1 「JTBアグリワーケーション」は、JTBの登録商標。

モバイルバージョンを終了