グリーは、法人向け事業を展開する100％子会社4社によって、DX事業へ参入すると発表した。
4社の持つ経験と実績を生かし、クライアント企業のDX支援を展開していくとのことだ。
経済産業省が2018年に発表した「DXレポート」以降、国内においてデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進が加速している。一方で、経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、現状において約33万人の人材不足が指摘されており、今後もその数は拡大していく見込みであるとのことだ。
そうした市場環境に対してコンサルティング企業やシステムベンダー、SIerによって様々なソリューションが提供されているが、DXに取り組む企業や支援する企業も経験が十分ではない中で新たな取り組みを進めていくため、システム導入そのものが目的化してしまうプロジェクトや、大きな投資に対して、それ以上の事業収益の創出が難しいといった課題も生じているという。
今回、グリーでは法人向け事業を展開する子会社を通じて、こうした課題の解決に取り組んでいくとのことだ。
長期に渡りインターネット事業を展開してきた経験にもとづいた支援と、事業の成果創出に伴走した取り組み、それらのプロセスをデータ化することでリアルタイムに可視化したソリューションの提案を行っていくとしている。
＜グリー DX事業について＞
DX事業は、以下のグリーグループ子会社が展開。「インターネットを通じて、世界をより良くする」というグループミッションのもと、クライアント企業のDXの取り組みを多方面から支援するとのことだ。
●Glossom
●グリーライフスタイル
●3ミニッツ
●ExPlay
提供ソリューション
