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ゼネラルリサーチは、皮膚科医を対象に「肌トラブル×免疫」に関する調査を実施し、結果を公表した。
【調査1:コロナ禍前と比較し肌トラブルで来院する患者が増えていることが明らかに】
まずは、コロナ禍前よりも肌トラブルで来院する方が増えているのかについて調査。「肌トラブルで来院する人は、コロナ禍前よりも増加していると思うか」と質問したところ、9割近くの人が「はい(86.1%)」と回答したとのことだ。
【調査2:直近1〜2年でも肌トラブルTOP3は「肌荒れ」「ニキビ・吹き出物」「かぶれ」】
具体的にどのような肌トラブルを抱えている人が多いのか、「直近1~2年間で来院する患者はどのような肌トラブルで来院することが多いか(複数回答可)」と質問したところ、「肌荒れ」や「ニキビ・吹き出物」といった症状を抱えている方が増えているという結果となった。
【調査3:4割以上の皮膚科医が肌トラブルが増える季節は「夏」と回答】
「肌トラブルが増える時期はいつか」と質問したところ、「夏」と回答した人が最も多く43.9%。次いで「春(26.4%)」「冬(22.7%)」「秋(7.0%)」と続いた。
【調査4:皮膚科医の92.1%が肌トラブルと免疫力は大きな関係があると回答】
マスク着用が肌トラブルの原因になるのは周知の通りだが、それ以外に「免疫力の低下」も関係も調査。「肌トラブルに免疫力は関係すると思うか」と質問したところ、9割以上の人が「はい(92.1%)」と回答し、肌トラブルと免疫力は大きな関わりがあると考えている人が多いことが判明。
【調査5:免疫力の低下による肌へのリスクは?】
肌トラブルと免疫力の関係が判明したが、免疫力が低下することで肌にどのようなリスクが起きるのかを調査したところろ、免疫力の低下で「肌荒れ」や「湿疹」「かぶれ」といった症状が起きると考えられていることがわかった。
【調査2】の結果でもあるように、直近1〜2年間で来院される患者の多くが「肌荒れ」や「湿疹」に悩んでいることも明らかになっていることから、コロナ禍となり免疫力が低下したことで、様々な肌トラブルを引き起こしているのかもしれないとのことだ。
【調査6:皮膚科医が考える肌の免疫力を高める方法が判明】
「肌の免疫力を高める方法はなんだと思うか(複数回答可)」と質問したところ、『十分な睡眠をとる(45.6%)』と回答した人が最も高い結果に。
次いで、『ヨーグルトなどの発酵食品を食べる(39.9%)』『こまめな水分補給(37.6%)』『抗酸化作用のある食品を食べる(32.4%)』『タンパク質の多い食品を食べる(28.8%)』『腸内環境を整える(27.3%)』と続いたとのことだ。
【調査概要】
調査期間:2022年5月16日~2022年5月17日
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,000人
調査対象:皮膚科医
<参考>
ゼネラルリサーチ『「肌トラブル×免疫」に関する調査』