キャンプ女子は、6月11日サスティナブルな会員制キャンプ施設「ritacamp aso(リタキャンプ 阿蘇)」をオープンすると発表した。

また、今夏の一般会員募集に先駆け、6月7日より企業向け貸切利用の募集を開始するとのことだ。

熊本県阿蘇地域の草原は、1000年以上前から野焼きや放牧などの農業により維持されており、草原とともに歩んできた阿蘇は、多様な農業、希少な動植物、伝統的な農耕文化などの素晴らしい宝に恵まれ、これらが世界的に評価され2013年に世界農業遺産に認定されている。

「ritacamp aso」は、世界農業遺産に認定された阿蘇地域ならではの草原や、希少な動植物と共存していくアウトドア体験施設としてオープン。

電力は太陽光発電システム・蓄電池、トイレはバイオガストイレ、熱源は間伐や間引きで出た木質バイオマス、水は阿蘇の湧水、自家農園。自然を学び・感じることができる完全オフグリッドを目指すキャンプ施設だという。

同施設は、カーボンニュートラルの実現だけでなく、災害時における電力や食糧供給が可能な基地としての活用が期待されるとしている。

キャンプ女子は今後も「ずっとキャンプができる地球と自然をまもる」というビジョンの実現に向けて、引き続きさまざまな業界との連携を進め、アウトドアを通じて環境保護を牽引していくことに努めていくとのことだ。