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法人向けソフトウェアの開発、販売を行うサイバーソリューションズは、従業員数300人以上の企業の経営者・会社員300名を対象とした、「メール誤送信後の対応調査」の結果を公表した。
■メール誤送信後の事後対応、8割がメールで送信先に謝罪 一方、上司への報告は23%のみ
誤送信を経験したことがある人を対象に、誤送信をした時にどのような対応をしたかを聞くと、もっとも多いのは「誤送信先に謝罪メールをする」の83%、続いて「誤送信先に電話する」が48%となり、誤送信先に対してはミスを伝え謝罪しようという行動に移す人が多いことが見受けられた。
一方、社内報告として、「上司に誤送信を報告する」のは23%しかなく、会社として誤送信を管理・把握できていないケースが多いことがわかった。
■20代の8%のみが上司に報告、新入社員は特にケアして情報漏洩に対する意識づけが必要
誤送信後に「上司に報告した」と回答した中で世代別にみてみると、20代は8%のみが上司に報告したと回答し、他世代よりも明らかに低い結果に。
全世代でも誤送信時に上司に報告しなければならないと意識は低いことや対応方法にばらつきがあることが判明したため、企業として誤送信時の対応マニュアル整備やそもそもの誤送信ミスがおきない仕組みづくりが求められる結果となったとしている。
■でもやってしまうメール誤送信を減らすには徹底した社員教育、防止策の整備も必要
メールは日常的にビジネスやり取りにおいて使用するが、メールの誤送信をきっかけにビジネスや会社のブランドに打撃を与えるような事態が起こりうる可能性もある。
サイバーソリューションズは、誰にでもヒューマンエラーが起きる可能性があることを念頭に、企業として事前にミスが起きない仕組み作り、または現状のセキュリティ対策の見直しが必要だとまとめた。
<調査概要>
調査対象:全国、従業員数300名以上の企業に勤務する経営者及び会社員
調査方法:インターネット調査
有効回答数:300名
実施期間:2021年12月13日~14日
<参考>
サイバーソリューションズ『メール誤送信実態調査レポート』