ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)が提供する「Yahoo! MAP」は、ルート検索に自転車(以下、自転車のルート検索)を追加し、交差点などで進行方向を「音声」や「案内パネル」で案内する機能「自転車ターンバイターン方式のナビ」の提供開始を発表した。

なお、「自転車のルート検索」は、「雨雲レーダー」と連動しているため、ルート上で1時間前から最大6時間先の雨雲の動きと降水量が確認できるとのことだ。

「自転車ターンバイターン方式のナビ」提供開始

「Yahoo! MAP」は、ユーザーがスムーズにひとつのアプリであらゆる場面の移動をできるよう、機能拡充を進めているという。

これまで車や公共交通機関、徒歩のルート検索を提供してきたが、今回の「自転車のルート検索」の提供開始により、ユーザーが自転車移動の際に最適化されたルートを確認できるようになり、高速道路への誤進入を防ぐためにも役立てられるとしている。

また「自転車ターンバイターン方式のナビ」により、ユーザーは目的地に到着するまでの右左折時に加え、目的地までの目印となる交差点の案内を「画面地図」案内だけでなく、「音声案内」も組み合わせて利用可能に。

「音声案内」を活用することで、“どのくらい先に次のポイントがあり、右折なのか左折なのか”などの情報を音声で確認できるため、ユーザーは自転車の運転中に画面を見る危険性を低減させ、安全に目的地へ到着できるとのことだ。

さらに、地図上で雨雲のマークのボタンをタップすると「雨雲レーダー」が起動し、画面下部のスライダーを動かすことで、検索した自転車のルート上で雨雲の動き(1時間前~最大6時間後)と降水量が一目で確認可能だという。

「雨雲レーダー」の使い方

「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに掲げるYahoo! JAPANは、「Yahoo! MAP」を通じて、移動全体に関する情報を正しく、わかりやすく、迅速に通知していくために、機能拡充や改善を行いユーザーの利便性向上に努めていくとのことだ。