20代が希望する通勤時間「15分~30分」が最多 テレワーク経験後も約半数が「便利さ重視で都心に住みたい」 学情調べ

学情は、20代の仕事観をひも解くために、「通勤時間・住む場所」に関してアンケート調査を実施し、結果を公表した。

コロナ禍でテレワークが普及し、通勤の在り方や住む場所に関する考え方も変化していると想定され、20代は通勤や住む場所について、どのように考えているのか調査したとのことだ。

(1)希望の通勤時間は「15分~30分」が34.6%で最多。次いで、「30分~45分」27.5%

希望の通勤時間は、「15分~30分」が34.6%で最多となり、次いで「30分~45分」27.5%が続いた。

理由として「通勤時間が短いほうが、残業をしても自分の時間を確保しやすい」「近い方が望ましいが、通勤時間があることで仕事のスイッチを入れることができる」「近すぎるとオンオフの区切りをつけにくい」などの声が寄せられ、通勤時間は短くしたいものの、通勤時間でオンオフの切り替えをしたいという意向が伺えたとしている。

なお、テレワークを経験した人と、経験していない人では、通勤時間の希望に大きな変化は見られなかったとのことだ。

希望の通勤時間

(2)テレワークを経験した20代の約半数が、「プライベートを含めた便利さ重視で都心に住みたい」と回答

テレワークを経験した20代に「住む場所」に関する希望をヒアリングしたところ、「プライベートを含めた便利さ重視で都心に住みたい」の回答が20.7%に上った。

「どちらかと言えば、プライベートを含めた便利さ重視で都心に住みたい」28.9%を合わせると、約半数が都心に住むことを希望していることが分かったとしている。

「新しいものに触れる機会が多い都会の方が、新しいアイディアを得られ、効率良く仕事ができると思う」「テレワークが増えたものの、プライベートで外出する利便性を考えると、都心に住みたい」「外出や買い物に便利な場所に住みたい」などの声が上がったとのことだ。

「住む場所」に関する希望

(3)テレワークを経験した20代が希望する働き方は、「基本は出社し、週に1~2回テレワーク」が29.8%で最多

テレワークを経験した20代が希望する働き方は、「基本は出社し、週に1~2回テレワーク」が29.8%で最多に。次いで、「テレワークを基本とし、月に数回出社したい」23.1%、「出社とテレワークを同割合で組み合わせる」22.4%が続き、出社とテレワークを組み合わせて働きたいと回答した20代が75.3%に上った。

なお、「毎日出社」は14.0%、「フルリモート(毎日テレワーク)」は10.7%となったとのことだ。

テレワーク経験のある20代が希望する働き方

■調査概要
調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
調査方法:Webアンケート
調査期間:2022年5月17日~2022年5月24日
有効回答数:393名

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