カインズは、木質バイオマス発電や太陽光発電の電力を使用し、カインズでは初となる店舗で使用する電気を100%再生可能エネルギーで調達する“CO₂フリー店舗”「カインズ 壬生店」が2022年6月18日にグランドオープンすることを発表した。
カインズは、電力小売事業を営むエフオンとバイオマス電力の需給契約を締結。エフオングループが壬生町内で運営するバイオマス発電所では、地元の森林の間伐材などを中心に、国産木材を由来とした木質チップのみを燃料として、再生可能エネルギー電気を生み出しているという。
カインズは同電気を地産地消し、カインズとしては初めて、新規オープン時から「CO₂フリー」の店舗を実現。
さらに、カインズ壬生店では、カインズ最大となる太陽光発電システム150kwを導入し、店舗の屋上に400枚の太陽光パネルを設置。地元に降り注ぐ太陽光で店舗の年間電気使用量の約22%を賄うとしている。
また、省エネ性能を評価する第三者認証制度「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」で最高評価の5つ星を獲得するなど、使用する電気だけでなく、省エネ性能を兼ね備えた店舗を実現したとのことだ。