キリンビールは、2022年10月1日納品分からビール類・RTD・その他樽詰商品・ノンアルコール飲料・輸入洋酒の一部商品の生産者価格を改定すると発表した。

キリンビールでは、高品質で安心・安全な商品を適正な価格でユーザーに提供すべく、事業全体でコスト削減、生産性向上など、様々な企業努力と経営合理化に努めていくとしている。

しかしながら、原油価格の高騰に加え、昨今の国際情勢の混乱なども影響し、大麦・コーン・アルコールなどの原材料価格をはじめ、アルミ・段ボールなどの資材価格、製造にかかるエネルギー価格や物流費などあらゆるコストが上昇。

今後もこの状況は継続するものと想定しており、企業努力だけで各種コストの上昇分を吸収することは困難な状況であるとのことだ。

ついては、引き続きユーザーに安心・安全な商品を継続して提供していくためにも、今回やむを得ず、価格改定を実施することを決定。

今後も引き続き経営の効率化を図るとともに、高品質で安心・安全な商品を安定的にユーザーに届けられるように取り組んでいくとしている。

キリンビール、10月1日から「一番搾り」「本麒麟」ビール類等値上げ

価格改定の概要

1.実施日:
2022年10月1日納品分から
2.品目:
ビール類・RTD・その他樽詰商品・ノンアルコール飲料・輸入洋酒 ※一部価格改定対象外の商品あり
3.価格:
オープン価格
4.主な対象商品
ビール類:キリン一番搾り生ビール、淡麗グリーンラベル、本麒麟など
RTD:氷結®など
その他樽詰商品:樽詰サワーなど
ノンアルコール飲料:キリン 零ICHI、キリン グリーンズフリーなど
輸入洋酒:ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年、スミノフ™など