ミズノ・農業女子PJ、農作業時の負担を軽減するレインウエア開発 「ゴアテックスグラウンドジャケット/パンツ」発売

ミズノは、農作業時の負担軽減に特化したウエア「ゴアテックスグラウンドジャケット/パンツ」を一部のミズノ直営店(MIZUNO TOKYO 、MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI)、ミズノ公式オンラインなどで6月10日に発売すると発表した。

この商品は、農林水産省が手掛ける「農業女子プロジェクト」と共同企画したウエアであるという。

「農業女子プロジェクト」とは、女性農業者が日々の生活の中で培った知恵を、企業の技術やアイデアなどと結びつけ、新たな商品やサービスを創造、発信し、社会全体での女性農業者の存在感を高め、若い女性の職業選択肢に「農業」を加えることを目標としたプロジェクト。

ミズノは同プロジェクトを通じて果樹農家を中心にヒアリング調査を実施。農業女子の皆さんの声に耳を傾ける中で、動きやすい設計や、悪天候にも対応する防水性、透湿性だけでなく、デザイン性にもこだわったミズノ初となる農作業におすすめのレインウエアが完成したとのことだ。

販売目標は国内でジャケット、パンツ各5,000枚であるとしている。(発売から1年間)

「ゴアテックスグラウンドジャケット/パンツ」の特長

激しい雨にも耐えうる「ワークウエアGORETEXファブリック」を採用

「ワークウエアGORETEXファブリック」を使用し、GORE社の最も厳しい防水耐久性基準である「GOREストームテスト」をクリアしているという。激しい雨にも耐えうる防水耐久性を実現することで、気象条件の変化に対応するとのことだ。

また「GORE-TEX」は、他の透湿防水膜に比べて屈曲や摩擦による防水性の低下が起こりにくい素材であり、洗濯を繰り返してもその効果は落ちにくいため、長く快適に着用する事ができるという。

動きやすさと日常使いできるデザイン性

人間工学に基づいた動作解析によるウエア設計『ダイナモーションフィット』により、腕の上げ下げ時のつっぱり感を軽減。フードはゴムスピンドルとストッパーで頭の大きさに合わせて調整が可能で、後部のゴムスピンドルとストッパーでフード横方向の大きさをアジャストし、視界確保の調整を可能にするとのことだ。

止水ファスナーはすべてウエアと同系色を採用するなど、デザイン性やシルエットにもこだわり、農作業時のみならず日常のシーンでも着用しやすいデザインになっているという。そのほかにも農作業ならではの動きに対応するために、細かな部分にもこだわった設計となっている。

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