KDDIとKDDIスマートドローンは、2022年4月22日から4月24日に開催された「40thフジサンケイレディスクラシック」において、モバイル通信でリアルタイム映像伝送を実現する「スマートドローン」を活用し、空撮映像の生中継を実施したと発表した。
同大会中に放送されたゴルフ中継の一部において、ドローンで撮影した川奈ホテルゴルフコースの景観や本大会の進行中の様子が生中継で使用されたという。
近年、テレビ放送において、ドローンによる空撮映像の活用が増えている。ゴルフ中継においても、ドローンを活用することで、海上から見たゴルフ場の地形など、これまでにない画角・位置からコース全景を撮影できるとのことだ。
今回、「スマートドローン」を活用し、空撮映像の生中継を実現。有線ケーブルによる映像伝送に加え、auのモバイル通信による映像伝送を実施し、視聴者にコースのコンディションやギャラリーの様子などをリアルタイムに伝えることができたとしている。
KDDIとKDDIスマートドローンは今後も、”叶えるために、飛ぶ。”をミッションに、安全にドローンが飛び交い、人々の願いを叶える社会の実現に向け、事業を推進していくとのことだ。
■実施概要
1.空撮映像について
同大会期間中にフジテレビ系列で放送されたゴルフ中継の一部において、川奈ホテルゴルフコース「富士コース」16番ホール周辺を「スマートドローン」で撮影した空撮映像が生中継に使用された。
2.システム構成
今回の中継において、有線ケーブルによる映像伝送に加え、auのモバイル通信により、空撮映像を映像中継拠点までリアルタイムに伝送。モバイル通信による伝送は、設置に手間がかかる有線ケーブルが不要となり、より広範囲のエリアからの映像伝送が可能となる。
3.使用したドローン機体
Matrice 300 RTK(DJI製)